こんばんは
「銀河鉄道の夜」に限らず…
宮沢賢治さんの本は
ひらがなが変体仮名
…というのかな
絵本でも使われていることが多くて
その文字を見ただけで
私には敷居が高くて
学生時代に
読みたいと思う機会がありませんでした…(*^-^*)
だけどある時
えいって読んでみると
すんなり物語の中に
入っていくことが出来ました🍀🌸
そしてその中で
初めて読んだ時も
その後何度読んでも
涙が溢れて…
溢れて…
止まらなくなったセリフがありました
灯台守の言葉です
なにがしあわせかわからないです
ほんとうにどんなつらいことでも
それがただしいみちを
進む中でのできごとなら
峠の上りも下りも
みんなほんとうの幸せに
近づく一あしずつですから
つらいことがあっても
それが幸せに繋がる一歩だと
考えることができれば
乗り越えられると…
当時色々あった私は
その言葉に励まされ
このセリフが好きで好きで好きすぎて
新聞にまで投稿して
採用されたことまでありました(*^-^*)
そして
私は宇多田ヒカルさんのファンなのですが
ある時
彼女が出演していた番組を見ていたら
何と彼女もこの灯台守のセリフを
大切に思っていることが分かって
嬉しくてびっくり仰天したのでした
星の王子様の
大切なものは目には見えないんだよ
心で見ないとね
という
きつねの言葉は有名だけど
この灯台守の言葉が響くのは
私くらいだと思っていたのです(*^-^*)