ソーラー発電より効率的と評価されていた風力発電、実際に実用可能になるのはコストを含め後10年以上

はかかるでしょう。そんな予想を裏ずける様な記事がオランダから入ってきました。一方、日本では目の前の


ニンジンに惑わされた苫小牧の地方時事首長が500ヘクタール規模の休遊地をソフトバンクに提供、これに

他の馬鹿首長2人も追随する構えです。日本はTPPに参加してしまったら大規模農業の再編を促進して北


海道を一大農業生産基地にしなければ、食料自給率の維持は到底無理です。そんな中、自社の生き残りだ

けを考え、日本人を騙して国税を投入させるだけ無駄な計画に1500~2000ヘクタールを提供しようとしていま


す。20年後に日本が存続ていれば採算可能かもしれないが、日本で一番採光率の悪い北海道で、今後一番

大事になってくる大規模休遊地を20年寝かせる意味を北海道の首長は本当に真剣に考えているのだろうか。


時事ドットコム


【エグモントアーンゼー(オランダ)16日ロイター時事】オランダが2006年に当地に同国初の洋上風力発電設備を設置したとき、この設備はグリーンな将来のシンボルと見られていた。北海の洋上にそびえる設備は巨人の武器のようで、タービンは二酸化炭素(CO2)排出を減らす一方で、増加する電力需要を満たす最大の希望でもあった。30階建てのビルの高さがある36機のタービンは、年に10万世帯以上の需要を満たすに十分な発電をしている。
 しかし、それから5年たった現在、グリーンな将来は先のことのように見える。財政赤字削減を迫られたオランダ政府は、洋上風力発電は費用がかかりすぎるとし、キロワット時当たり0.18ユーロ(19円)の補助金を続けられないとしている。昨年1年間の補助金は約45億ユーロ(4650億円)に上った。
 同政府は、この財政負担を一般家庭と産業界の需要家に転嫁し、一方で魅力的な民間部門の投資を呼び込もうとしている。消費者と企業への負担転嫁は13年1月に実施され、同時に、民間投資家は再生可能エネルギー・プロジェクトへの参加申請ができるようになる。
 ただ、民間への負担転嫁で得られるのは推定15億ユーロで、これまでの補助金支出の3分の1にすぎない。また、投資に関心のある団体なども風力発電よりも費用のかからない技術を選ぶと見られている。
 オランダの風力発電プロジェクトの将来は暗い。
 同国では何世紀にもわたり、低地から耕作地への水のくみ上げなどで風力が利用されてきた。しかし、風力への国民の熱い思いは冷めつつある。洋上設備の設置、維持費用が高く、また、その格好の無様さが住民の不評を買っていることなどで、洋上風力発電は行き詰まり状態となった。
 洋上設備は陸上のものよりも発電効率がいいものの、資材や海底掘削の費用は高く、しかも保守は陸上設備より面倒だ。
 陸上風力発電にも障害がある。陸上でのプロジェクトのほぼ半分が住民とのトラブルを抱えている。背の高い設備が景観を壊すという主張の他、安全性や騒音への懸念も指摘されている。
 オランダのエネルギー消費に占める再生可能エネルギーの比率は4%にすぎない。同国は20年までにこれを14%に拡大することを目標としているが、極めて難しい情勢だ。[時事通信社](2011/11/17-11:13)



北海道新聞ウエブ板


ソフトバンク 苫東にメガソーラー 国内最大級 34万キロワット 来年着工

(11/17 16:00)

 通信大手ソフトバンク(孫正義社長、東京)は17日までに、苫小牧東部地域(苫東)に国内最大級のメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設する方針を固めた。約480ヘクタールの未利用地に、一般家庭約10万世帯分の需要規模に相当する最大出力約34万キロワットの設備を来年中に着工し、早期の稼働を目指す方針だ。<北海道新聞11月17日夕刊掲載>