前回、メキシコと北朝鮮の麻薬関係の記事を書きましたが、続きになります。最近の世界経済混乱でお隣 

韓国が危機的状況になってきたようで、予想道理 日本は全力で助ける気満々です。何故こうまでして韓国

を助けなければいけないのか不思議に思う方も多いと思います(産経記事参照)。一昔前なら地理的リスク、


赤化の砦等で ある程度説明できましたが グローバル経済化した現在、それだけでは説明が出来なくなっ

てきたようです。そもそも世界経済はエネルギーと食料、そして薬で回っていると言われています。有史以来

この構図はあまり変わっていないようです。 実は最後の薬がとても曲者です。薬といっても良い薬と悪い薬


があります。ひと括りに悪い薬と言うのも乱暴ですが、一部の悪い薬の既得権の為に、簡単に戦争が起きる

のも事実の様です。ここからは当方の勝手な妄想ですが、アメリカの9・11の根底にも麻薬問題が関係して

ると思います、全てとは思いませんが。根拠としては ソ連のアフガニスタン侵攻の1979年から1989年の10


年間と撤退後の1995年までにアフガニスタンのアヘンの原料ケシの収穫量がタイやラオス、ミャンマーを抜

き世界の94%と激増しています。そしてソ連は撤退後の1991年に崩壊、原因はアフガン駐留の経費負担が

財政を圧迫したとなって居りますが、こうまでしてもソ連が守りたかった物は何なのか?。ソ連兵の間にはヘ


ロインが蔓延して、帰国後の社会復帰が問題となっております。当時、駐アフガニスタン大使のウサマビン・

ラーディンはアメリカCIAと協力し抵抗運動を続けますが、内戦終了後の1996年に正式にアフガニスタン入

りしてます。又、このヘロインは最初 鎮咳薬として開発されましたが、当初はアルカロイドと呼ばれていまし


た。アルカリの様な物(アルカリの偽物)という意味です。一方、アルカイーダには神の所有にない基盤(神

の偽者)と言った意味があります。これは偶然でしょうか?。ロシアのアフガン進出は表向、イスラム圏の赤

化,が目的と言われてますが 本当にそれだけでしょうか?。アヘンを含む薬の栽培基地、既得権益争奪戦


が行われていたと考えれば色々な疑問がすべて解決します。アルカイーダの莫大な活動資金原は 本当

に中東のお金持ちが援助しているだけでしょうか?。アメリカのCIAに訓練を受けたオサマが反旗を翻した

のは 麻薬資金配分等による仲間割れだと考えたらどうでしょう。中東で産出されるのは原油だけではない


と言う事です。但し、麻薬の為に戦争していると世間に知れたら?兵士の指揮は下がり志願兵は皆無となる

でしょう。全世界が白い目を向ける事請け合いです、だから口が裂けても麻薬戦争の事実

は隠すのです、あらゆる口実をつけ。そして、この場合一番利用されるのが宗教です。戦争の名目は宗教

戦争やナショナリズムの対立とするのが一番簡単で、兵士の洗脳も指揮高揚も容易です。話は大分それま


したが、同じような構図が東アジアと欧州、アメリカとでも起きていると考えるのが、ごく自然ではないでしょう

か。ちなみに現在の覚せい剤の原型を開発したのは、何と日本人です。1893年の明治時代、長井長義と三

浦謹之助がマオウと呼ばれる漢方薬からフェニルメチルアミンプロパンの精製に成功、1919年にはヒロポン


と呼ばれる覚せい剤を開発しました。当時は軍需産業に従事する工員や兵士の為に使用されていました、

元々は軍関係者の為に開発されたのです。そして大戦後は民間に放出されます。時を同じくして1933年にア

メリカでもスパーマンになれる薬として市販され、長距離トラックの運転手を中心に広く利用されました。1940


年代に危険が認知されるまで販売されていたと言うから驚きです。実は あの第二次世界大戦自体が麻薬

戦争だと言い切る知識人も大勢います。そして朝鮮戦争もその延長にあったと。無論、当時は純粋に人類、

国家の発展には必要不可欠と考えられていて、実際 様々な薬の成分として研究開発にも寄与してきたの


も事実です。そして中東のアフガニスタン同様、東アジアの北朝鮮が麻薬の生産基地としてのみ?存在して

いると考えたら。取り囲む国、ロシア、中国、韓国、日本そして欧米の不思議なグダグダが少しだけ理解でき

ませんか?。そうです韓国は地理的リスクより、逆に地理的有利な状態にあると言う見方も出来る訳です。


日本の経済人や政界の韓国揚げに対するモヤモヤ、霧が少しだけ晴れたでしょうか。それとも怒りで余計

モヤモヤしたでしょうか。繰り返しになりますが当方の勝手な妄想ですが。