私はとあるきっかけからうつ病と診断され、3ヶ月ほど入院をしていた。

(詳しくは別の機会に…)


うつ病は、考えがとてつもなくネガティヴになり、何もかも最悪に感じてしまい、視野が狭くなり、極端な発想になってしまう病気だ。

私の場合は、「人生は辛いことばかりで、何も上手くいかないから、死にたい。」と、入院中毎日思っていた。辛い環境下で生きる意味がわからず、苦しんでいた。

人はなぜ生きるのか、3ヶ月間考え尽くした私の答えを述べたいと思う。


生きていてもいいことがないから死にたいんだ。そう泣き喚いていた私に向かって、とある看護師さんが、「プチハッピーを見つけていったらいいんじゃない?」と言ってくれた。けれども当時の私は、「そんなことは、人生辛いことの方が多いから意味がない。」と反論した。

しかしその後、入院中に自分にとって嬉しい出来事が何度か起こった。その度に少しずつ心が明るくなっているのがわかった。


例えば…

まだ病棟に慣れていない頃、お風呂に入る時間を逃してしまった時、看護師さんが特別に介助浴に入れてくれたこと、

私の悩みを真剣に聞いてくれたこと、

困っていることを実際に動いて解決してくれたこと、

泣いてばかりいる私に向かって、「大丈夫?心配してるよ」と声かけてくれたこと、

パンを裸で握りしめながらずっと話を聞いてくれたこと、

何もかもダメだ…迷惑ばかりかけてここにいる資格ない、もう死にたいって落ち込む私に、「ダメじゃないし迷惑かけてないから大丈夫、一緒にどうしたらいいか考えていきましょうね」って優しく言ってくれたこと、


毎日苦しかったからこそ、こういった些細な人の温かみをより強く感じることができて、幸せだと少し思えた。


そして、以前あの言葉をくれた看護師さんに、退院時、私はこう伝えた。

「生きる意味が少しわかったように思います。日々起こる小さな幸せを噛み締めていくこと。辛いことがあっても、その分、より大きく幸せを感じることができる。そう思えました。ありがとうございます。」


思えばプチハッピーを1番くれたのはその看護師さんだったように思う。