こんな寒い日は温泉に行きたいなぁ～
とボーッとしていたら
温泉一人旅がテレビに映っていた
今はいい感じで一人旅が
当たり前になっているけど
私が一人旅した昔は
面白いくらい惨憺たる状況でした
岩手県の古い温泉旅館へ
(フリー素材から頂きました)
気持ちが疲れて
ゆったりしたいと思って出掛けたのに
お部屋の鍵は後でお渡しします
と言われて荷物を置いて外出来ず
中居さんが
お食事は何時ごろ？
6時でいいです。あの～鍵は？
あ？ああ持ってきますね
暫く音沙汰無しなので
フロントに電話して
鍵を持ってきてくれませんか？
あ、今行きます
暫く音沙汰無し
冬だったので外は真っ暗
仕方ないので
貴重品全部ポーチに入れて
バスタオルにくるんで
温泉へ
丹前に着替えてする事もないので
窓の外を見るとL型の建物になっていて
明かりが煌々とついていて
人影が見える
はっ‼️
裸の男性
男湯丸見え
な、な、な、
暫くショックで
そんな見知らぬ男性の
すっぽんポンをみたこと
無かったし
見てしまった罪悪感
冴えない顔していたんだと思う
食事を運んできたお爺さんとお婆さんに
どょーんとした挨拶を
なに聞かれても
ぐったり、ガッカリで
中途半端な返事をしてしまったような
気分よくゆったりと温泉に使って
穢れを落として
清い気持ちで帰ろう‼️が
男湯丸見えで
向こう側からもきっと
こっちが見えているに違いない
そう思うと覗きの女？
あぁ😞💨
疲れた😖💦
極めつけはお布団を敷いてくれる時
お爺さんとお婆さん
二人の話が
今の若い人は簡単に死ぬなんて
言ったりするからねー
死んだって良いこと無いのにねー
生きていれば～
なんて二人で枕カバー直したり
シーツ引っ張りながら
鴨居に紐ゆすんで(結んで)
首たかりは～
(首つり)
なんてゆっくり話しているし
あぁ疲れるなぁ
お休みに来たのになんだよー
お客の前で言うことかぁ❔
と聞かないふりして荷物の整理
部屋の鍵は結局一度も渡されず
何処にも行けない
古いお部屋の中に
ただポツン
救いは週刊誌を買っていたことだけ
家にいてゴロゴロしているのと
全然変わらない夜をすごして
寒い朝を迎えただけ
旅館の売店にも行っていない
そしてお会計
フロントの女性はスッゴい
ニコニコで愛想が良くって
来たときとは大違い
あれれ？
私、人生に悲観して・・・
って思われていたんだあ❗‼️と
理解したのは自宅に着いてから
お土産話をしていて
あんた、自殺すると思われてたんじゃない？
失恋して自殺すると思われたんじゃないのぉ⤴️
あははは
その一言からでした
一人旅するもんじゃない❗
もう❗
そんな昔の懐かしい一人旅を
思い出したのでありました