今日の渋谷は快晴。
すくすく育った植物たちは晴れれば一斉に水分放出・・・水遣りをしないと!!
昨夜は遅くまで労働して、
ちょいと疲れて、
爆睡後起床。
何時ものように蜂蜜生姜湯と日本茶と珈琲を淹れて、
長芋を摺ったものをご飯にかけて、
蜂蜜入り梅とらっきょうを摘まみつつ、
有明海苔にワサビ醤油をつけて食べた・・・旨いっ!!
ごはんを食べながら録画した番組「なんでも鑑定団」を見る。
出品された中に太宰治の葉書があって、
若い頃片っ端から読んだことを思い出した。
教科書には「走れメロス」が載っていたが、
太宰の真骨頂は人間の思考の多様性というか妄想、幻想、理想・・・そして過酷な現実をありのままに書き綴った作品は名作と言われる。
個人的には「斜陽」とか「人間失格」といった有名な作品より、「津軽」とか「ヴィヨンの妻」といった作品に惹かれた。
それにしても、多くの作品が昭和の暗黒時代である戦前・戦中・戦後の1930年代後半から1948年までの約10年間の暗い世相の中で自己の内面と対峙しつつ書かれたというのが如何にも小説家らしい。
最後は心中によりこの世を去ったが、
宗教、例えば禅などに傾倒していればもう少し違った生き方もあったと思う。
それは同じく夭折した芥川龍之介などにも言えるが・・・
さて、太宰の葉書をみてふと手紙を連想した。
小学生の時、なにかの間違いで作文で文部大臣賞を貰い、
自分に文章の才能があると勘違いしたその勢いで
初恋のYちゃんにラブレター(恋文)を書いた。
全て失恋に終わったが、
それが故に次なる恋文を書き綴り、
けんもほろろの返信もまたそれはそれで初恋の相手からのもので、
私にとっては「お宝」!?
都合3度しか貰っていないが、当時何を思ったか、
その封書に貼ってあった切手を国語辞典に貼って記念とした。
こんな私にも「うぶ」な時代があったことがちょいと嬉しい??
葉隠の教えに「恋の至極は忍ぶ恋」とあるが、
忍ばずに体当たりして、
壮大に失恋するのもまた恋。
恋の成就は恋の終わりで、失恋は何時までも終わらない恋??
精神の高揚は元気の秘訣!?
最近は妙齢という名のピンポン仲間のおば様と鯨飲を共にすることがあるが、
さて、恋と呼べる展開は・・・流石にもうないような気がしなくもない??
今日も明るく楽しく面白く・・・素敵な一日を!!