男は過去に拘り、女は今を生きるとは言われるが・・・

戦時中(1942年)に製作された映画「カサブランカ」において、

ハンフリー・ボガード演じる主役が「昨日は何をしていた?」と訊かれて「そんな昔のことは忘れた」、「明日は何をする?」と訊かれて「そんな先の事は解らない」という名台詞は有名だが、実際には多くの男性は過去を振り返り、遠い将来を考える!?

 

我が家の奥さん「せっこちゃん」と話すと、

よく忘れたという言葉を使う。

昔の話はあまりしない。

政治屋も証言に立つとよく「記憶にない」とは言うが・・・

 

忘却は人間が生きていくために必要なことだという。

確かに思い出したくもないことを覚えているのは苦痛を伴うし、

都合のいいことだけを覚えていれば、そして都合の悪いことを忘れて行けば、案外周りが明るくなる??

 

では諦念(あきらめ)はどうか?

若い頃ならまだしも、残り時間の短さを感じるようになってからは、自分でも意外なほどに諦めがいい。

要は最大のパフォーマンスの為に、「いいとこどり」をする。

苦手な所は排除して、得意な所を伸ばすことに集中。

 

ちょいと安易に快適さを求めているような気がしなくもないが、

それで過ごせて行けるなら、それでもいい。

つまるところ忘却と諦念はセルフ・マインドコントロール?

 

学生時代の新聞奨学生としての日々や若い頃のピンポンの激しい練習で不感症になったのかも知れないが、

余程の事がない限り(因みにここ20年ほどは)抗がん剤治療の副反応以外できついと感じたこともない。

 

そういえばピンポン。

ちょいと高級なラバーに貼り替えて・・・ラケットはもともといいもの?・・・練習してみたが、

当然のことながら特に上達したなどということもなく、

やはり猫に小判、豚に真珠状態。

 

 

今後は普及版(ROZENA)で充分という結果を得て、

出来ないものは出来ない、しかし趣味の一環として飽くまでも上手くなることを目指して・・・

試合で負けたことを忘却して、新しい技術の取り組みに失敗して諦めつつ、

やはり私はノー天気な人間かもしれない?

日日是好日と感謝しつつ、楽しい日々は・・・

 

今日も明るく楽しく面白く・・・素敵な一日を!!