アメリカでは今年221年ぶりに17年蝉と13年蝉が同時発生し、その数は1兆匹を超えるという飛んでもない(・・・蝉は飛ぶ!!)ことになっているらしい。

 

蝉と言えば芭蕉が奥の細道を旅する途中で、

「閑けさや 岩にしみいる 蝉の声」と詠んだのが有名であるが、「蝉の声」と「閑けさ」は蝉の鳴き声という喧噪を思えば対極にあるとしか思えない・・・?

 

小さい頃から昆虫採集が大好きで、

小城公園をはじめ蝉や蜻蛉もまたよく捕りに行っていた。

網なんてものは持って行かず、竹竿の先にべったりと蠅取りの糊を付けて片っ端から捕まえていた。

蝉の一生が僅かな期間だと思えば、幼子ながらに悪いことをしてきたものだ。

 

もうすぐお盆。

故郷ではこの時期、早朝からワシワシ(クマゼミ)やニイニイゼミが中心で、夕方になるとアブラゼミ、もう少し涼しくなると法師ゼミが啼いていたが

東京は最近でこそクマゼミが多くなったものの、やはりミンミンゼミが多い。

 

そんななか、今朝はワシワシの鳴き声(シワシワシワ、或いはシュワシュワシュワ=佐賀県人はワシワシワシと聞こえる?)というのが聞こえて、なんとなく故郷を思う。

兄が伊万里市に赴任しているころ宿泊に行った際、

近所の運動公園に行くと、細い桜の若木に数百匹のワシワシが留まって一斉に啼いていたのには驚いた。

それは2mほどの樹液溢れるクヌギに数十匹のカブトムシやクワガタ付いていたのを見つけて以来の光景だったし・・・

なんだか宝の山を発見したような興奮を覚えたことを記憶している。

 

「蚊」は25℃~30℃で動きが活発になり、30℃を超えると動きが鈍くなり、35℃を超えると殆ど活動しないらしい。

その意味ではブン蚊都市佐賀では縦横無尽にクリーク(流れ堀)があり、蚊にとって最適な環境なのかも知れない。

では、蝉の活動はどうか?

蝉は地中温度25℃で羽化の準備をはじめ、

30℃以上で活発に羽化したり鳴いたりするらしい。

ということは最近の猛暑は蝉にとっては関係ないということか?

 

今日は睡眠時間3時間ほどで目覚め、

ちょいと神社巡りにでも行こうとおもったが、

猛暑予報と高校野球とオリンピックと・・・楽しい情報がてんこ盛り。

お盆で都心の人出がそうとう少なくなっていて、

ちょいと・・・根津神社、湯島天神、神田明神など文京区界隈の神社を自転車で巡ろうと考えているがさて?

 

 

今日も明るく楽しく面白く・・・素敵な一日を!!