今日の渋谷は曇り空。

ちょいとだけ涼しい風が心地よい。

 

 

さて・・・自分の人生の終焉について、

巷間「終活」なる言葉で、店仕舞ならぬ人生の仕舞い方が話題になることがある。

若い頃は子供の将来などを慮って「万が一」を考えたものだが、

子供たちが独立した現在、

終活は死後の身辺整理で周りに迷惑をかけないように、といったところだろうか。

 

後は心の問題・・・

心残りのないようにすることが終活の最大のテーマであろうと思われるが、

死後の世界は「無」であるから、

その「無」を残された人がどうするかについては

勝手知らないことではあるが、

昨日菊谷隆太さんという方が「仏教に学ぶ幸福論」というなかで

位牌について説明されていた内容が面白かった。

 

「仏教界の不都合な真実」として、

本来位牌の存在は仏教においては無かったにも拘らず、

儒教の教えから、さらに仏教界で(僧侶、その家族が)生きていくための収入源としての位牌が必要だったと語られていた。

 

 

癌による余命宣告をされてからこっち、

写経を行い、仏教関連の本を読んできたが、

生来の信心の無さは、基本的には宗教に対してネガティブなスタンスとなっている。

そうしたところから余計に今回の話が面白かったのだが・・・

 

終活で重要なことの一つに断捨離があるが、

煩悩の赴くままに、

下手の横好きで沢山のラケットを蒐集したり、

同様に釣り道具とか、

書斎の中には断捨離の対象物が山積み。

 

余り終活を急ぐ必要を感じないのは健康な証拠かもしれないし、

位牌の戒名は自分で考えたものがあるし!?

取敢えずは日日是好日を享受しつつ・・・

 

今日も明るく楽しく面白く・・・素敵な一日を!!