若い頃夢中になった読んだ本の作家にアーサー・ヘイリーがいる。
「偉大なるストーリー・テラー」といわれ、多くの著作物を残したが、
当時はメインフレーム(大型汎用コンピュータ)を金融機関に売り込んでいる最中であり、金融に関する本を沢山読んだ。
清水一行「小説日本銀行」に始まり、日経の「金融ゼミナール」、或いは当時アメリカにあったS&Pをはじめとする債券格付け機関の日本版を作るということで、日本インベスターズサービスとか日本格付研究所などへのプロポーザルを作るために「債券格付けの実際」などちょいと専門的なものまでよく解らぬままに読み込んだ。
そんな中で出会ったのがアーサー・ヘイリーの「マネー・チェンジャーズ」という本だった。
思いのほか面白くて、彼の他の著作物「大空港」「アンカーウーマン」「ホテル」「自動車」「エネルギー」など片っ端から読んだ。
最早中身は殆ど覚えていないが、もし私に教養というものがあるのなら、その一片にはなっているのではないか、と?
先の日記にも書いたが同氏の著作物で「ストロング・メディスン」というものがあり、
製薬会社における利潤追求と社会的使命の調和という永遠のテーマを取り上げた作品だった。
その中に製薬会社の女性営業マン(=プロパー)と医者の日常的会話もふんだんに盛られており、その中に先に書いた・・・
「風邪に特効薬はない、寝てれば治る」というものがあったのだが、最近罹患した風邪がなかなか頑固に頑張っている。
強烈な喉の痛みに始まった風邪は、いつもの鼻水たらたらに移行し、今日は若干咳込むことが多い。
ということで、今日は楽しみにしていたピンポンを休んだ。
洗濯機の発注・キャンセルという問題もあって、色々なんだかんだと・・・
明日のピンポンはどうしようか?
風邪ウィルスのデドックス的な意味で汗だくになるのも、一つの風邪対策とも思えるが・・・
本も読まないと・・・積読の本が増えているし!?