You-tubeに東映シアターオンラインというところから映画「点と線」があったので観てみた。

 

 

先日松本清張全集を購入して、その第一巻が「点と線」だったので、小さな文字を追いつつも楽しく読んだが、

それが映像となって改めて観てみると、何とも稚拙というか、

原作の緻密さと壮大さが全く反映されていなかった。

 

原作の106頁(文庫本換算で200頁余り)を90分ほどの映画にまとめるのは困難だったかも知れないが、

ちょいと「安易な映像化」というイメージは拭えない。

 

それにしても出演していた女優さんが・・・

高峰三枝子さんをはじめ、なんとも妖艶というか、

美容整形以前の自然な美の造形がそこにあった!?