連続ブログ更新記録更新中の遠州広瀬荘佐藤くんのブログ。

本日は珍しく昼間に更新だぁ(笑)

今日も元気で行ってみよう!

葵系

言わずと知れた葵錦に端を発する有名系統。

私流に言えばいわゆる西の系統だ。

今から三十年近く昔…

義門が関東で活躍した頃、西の有名犬は、作州源、虎鉄、源次郎、安曇の岳、などほとんどの犬が岡山県にいました。

まさに、安曇の華の系統全盛期、犬は岡山県であった。

今の様に買った犬だから好きに高配するとかではなく、大きなグループ小さなグループも沢山あり、系統色もはっきりしていて、「こんな犬が作りたい」等の「繁殖の目的」が明確で皆さん師事する方と相談して高配していましたので犬に地域性もあったと思います。

当時、義門号の所有者、安田氏は義門の子供で本部展若一組一席の寿門号を山川氏から買い入れた頃で、優秀な子供を作出すべく西から、作州源、安曇の岳などの雌犬を数多く入舎させた。

しかし、同じ安曇の華の系統は義門にはなかなか合わなかった。

私も、岡山県から、作州源、虎鉄など雌を導入したが、なに一つ残せたものはなかった。

このような経緯もあり、岸の市竜など入舎させる時もかなり迷ったが母方の先に義門号が入っていたので西の犬とうちの犬の接着剤になればと決めた。

岸の市竜は雌に良い物を出しましたが、当時は基礎となるべく雌が少なく、良い物が出ても請われてうちに残せず残念でした。

この様に、私にとって西の犬との繁殖はなかなか難しく鬼門にも似たものであった。

源坊を見た時、葵系の犬といずれは…

あれから数年…

本年やっとデビューできそうな犬が出てきた。

この犬はまだ五ヶ月の幼犬の雄犬
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父系、葵系、母犬は源坊の子供

私の繁殖ではないが興味深く見守っています。

果たして世間はどう評価するのか?

私の個性へのこだわりははたして理解されるのか…