お暑うございます

たしか まだまだ つゆどきですよねえ

また いや~な夏が始まるんですかねえ

 

連日の猛暑

私の苦手な言葉です@メフィラス

 

6月22日の記事です

あっ 某姐さんいつも見てますよ~ お元気ですかあ~

 

先日の毛鉤釣りの合間に
ちょいと お邪魔して来ました

養沢川にある 養沢毛鉤専用釣場の
最上流のエリアになります
大岳沢との合流点で この辺りから御岳沢と名前が変わって
御嶽山の七代の滝が
源流の一つと言われてます

 

あきる野市の養沢神社様
鳥居の扁額と社号碑には養澤神社とありますね

 

釣装束のままでしたけど 先ずはお詣りをさせて頂きました

お久しぶりで~す

またまたお邪魔させていただきま~すと

ちゃんとお賽銭は入れさせて頂きましたよ

 

静かな境内には
熊が出ますご注意を! の案内板がw

確かに居そうな気配が濃厚だなあ

静かすぎるしww

 

観光地じゃないし地元の鎮守様ですもんねえ

音もなく静かでいつも清々しいお宮さまですよね

拝殿裏には高岩山登山入り口があります

 

東京で一番大きいと言われていたけど

ご神木のトチノキの 枯れた後の切り株跡が残っていて

その解説看板があった気がしたけど今回は見過ごしたのかな?

 

 

2年前に書いたブログ記事からコピペっとw
養沢神社様 ご祭神
天照大神(あまてらすおおかみ)

伊弉諾命(いざなぎのみこと)

伊弉冊命(いざなみのみこと)

速玉男命(はやたまのおのみこと)

手名椎命(てなづちのみこと)

足名椎命(あしなづちのみこと)

誉田別命(ほんだわけのみこと)

七柱の神さまが祀られています

 

公式資料から

養澤神社は1915年(大正4年)元々この地にあった

養沢地区の熊野神社に

日天神社 八幡神社  門客人(あらはばき)神社の4社を合祀し

後に平成21年(2009年)に譲葉神社を合祀した

養沢地区の五社を合祀して村の鎮守様としてお祀りした神社です

 

 

コピペだけじゃつまらないので

ヒマだったんで今回 深堀りしてみました

まあ~インターネッツの情報ですけどねw

いやいや面白かったなあ

 

養沢神社の元になった熊野神社のご祭神 速玉男命

 

熊野本宮大社で伊弉諾尊とともに祀られている

いわゆる日本の神話に出てくる速玉男命

イザナギのミコトが黄泉の比良坂で

イザナミノミコトに向けた絶縁の言葉

(唾液ツバキを吐いた 呪術 誓約力)から産まれた

絶縁の神様なんだとか へえ~

じゃあこちらは よく言う縁切り希望の神社さんなのかい?

そんなことは無いよなあw

検索したらパワースポットとかの文字はよく出てきたけどね

 

日天神社は元々 天照皇大神 を祀られていた

 

八幡神のご祭神は誉田別命=応神天皇

 

 手名椎命は大山津見神の子でクシナダヒメの母親

足名椎命は大山津見神の子でクシナダヒメの父親

スサノオノミコトがヤマタノオロチと戦う時に

クシナダヒメは櫛になって頭に隠れたお話ですね

 

一番の謎になる門客人(あらはばき)は

関東東海以北 東北地方で信仰されている神で

縄文時代以前から続いた土着の信仰で

武蔵一之宮 大宮氷川神社

スサノオノミコトを主祭神として祀りながらも

摂社としての門客人神社が有名ですよね

 

門客人は出雲から関東に流れて来たとは言え

大国主命の出雲国 以前のスサノオノミコトの時代だから

高天ヶ原系の神様なんですよね

(個人的にそう思っているだけですが)

 

譲葉(ゆずりは)神社 の ご祭神

伊弉諾命 伊弉冊命

たしか大昔 ゆずりは窪っていう小さな沢で

沢登りをしたなあ 何処だったんだろ?

この付近だったのかなあ?

 

こちら養沢地区の神様は

ほんと 高天ヶ原系の神様ばかりですね

地域内でいわゆる大国主命の出雲系神社がほとんど無いのは

かなり珍しいんじゃないかなあ

 

養沢神社に合祀された元の五社ですけど

養沢川沿いに今でも建物としてのお社は残っているようですね

 

養沢と言う地名の由来は

ヤマトタケルが東征の際に
この地の水で静養して病が快癒したことに由るんだそうです

大昔は何処かに温泉とか湧いていたのかなあ?

尾根を挟んで瀬音の湯とかあるしね

 

大岳山 御岳山との三角形の一点にもなるので

昔から意味のあるポイントなのかな?

それにしてはオオカミ信仰みたいな石像みたいなのが無いしねえ

部外者だから知らないだけかもですけどね

 

最近知ったばかりなんで おまけに書いちゃいます

古来より山中で

龍神信仰 オオカミ信仰と水がある場所は

製鉄をしていたと たたら製鉄ですね

出雲の製鉄は事実だったことから

ヤマタノオロチのヤマタは八つの又 

首が9本で八つの根元で 九頭龍となる

 

九頭龍と言えば戸隠神社様

戸隠と言えば 中央構造線 糸魚川静岡構造線

静岡~戸隠の線上には古式製鉄場の跡がいっぱい

戸隠には製鉄集団が行者様として隠れていたとか

古来山岳行者様の一部は鉄資源を探していたとか

民族学者さんが言っているんで 

かなり ほんとっぽいんでしょうねえ

 

秋川流域での古式製鉄跡の発見もあるらしいし

秋川エリアも 古代まで遡ると面白いなあ

山を越えたらお世話になっている九頭龍神社様もあるしね

 

そういえば三峯神社も ヤマトタケルが

イザナギのミコト イザナミノミコトを創祀したんだっけ

やっぱりこの辺は 高天ヶ原系が濃いのかなあ

 

三峯神社に行った時

バスの中から険しい山並みを眺めているうちに

ヤマトタケルってよく こんなとこまで来たよなあって

思ったんですよねえ

こんな深い山と谷をよく歩いたよなあってね

 

道の整備もままならなかだったろう 1世紀頃の時代に

九州 出雲に派遣された後に関東に来たりと

日本中で働いて 働き過ぎだもんなあ

 

火に囲まれたり東京湾で難破しそうになったり

山中で迷子になったり

遭難して おおかみに助けられたとかも

温泉で静養したとかの場所も数多く伝わっているよね

最後は猪の化け物に殺されたりとかで

波乱の人生だけじゃなくって

 結構打たれ弱かったところが面白い英雄だよなあ

 

もひとつ ヤマトタケルといえば

むっちゃん先生が

うちのご先祖様はヤマトタケルを過労死させたんですよ~

申し訳ないですって

よくネタにしていましたよねえ

竹内宿祢73世 故竹内睦秦氏

そーだ 早く千葉の古墳にお詣りしたいなあ

 

飛騨の口碑から もうひとつ

ナガスネヒコとは足の すねが長かった飛騨人で

仕えていたニギハヤヒはニニギノミコトの兄で

先に大和で地固めをしていた飛騨人

アラハバキのハバキは

昔から飛騨で使っていた

脚のすねを守るスパッツ(脚絆)の事だから

アラハバキも高天ヶ原(乗鞍岳)から降りて来た飛騨人だとか

 

振り返ると 都道201号線と養沢川が流れています

狛龍さん

よく考えたら境内を向いているんですよね

養沢川をお守りされているのかもね
 

4メートルぐらいかな でっかいです

スマホを掲げて撮りました

下からではお顔がはっきりと見えないのが残念でした

台座の碑には昭和60年奉納されたと

タイトルは
「滝壺から駆け登る龍」と「岩上で稲妻を呼ぶ龍」

 

「滝壺から駆け登る龍」

社殿を背に左側の龍様は吽のかたち

滝壺から駆け登るお姿で丸い玉を咥えています

女鍋(じょか)陰神(女性)と言いうそうです

 

「滝壺から駆け登る龍」

 

「岩上で稲妻を呼ぶ龍」

社殿を背に右側の龍が阿のかたち

岩の上で稲妻を呼んでいるとか

伏羲(ふくぎ)陽神(男性)

 

なんだか背中が重そうですねえ

 

姿勢が良いですねえ 背筋ぴーん!

 

境内の端にロープが張られ仕切られていました

以前は境内内の 摂末社かと思っていたんですけど

個人宅の屋敷稲荷さんのようですね

ちょっと迷ったけど

お稲荷さん大好きなんで

ロープ超しから

お邪魔しますと手を合わさせて頂きました

写真もいいですよね~ (*´人`*)

 

こぎつね かわいいなあ

そばに寄って なぜなぜしたかったなあ

 

一瞬 おおかみさん かとおもったけど

お稲荷さんみたいだからお狐さんですね

 

お狐さんの台座に手が届いたんで

お賽銭を置いてお詣りをさせて頂きました

 

手前後ろの養沢川(御岳沢)と左手から流れる

大岳沢の合流点にあります

養沢川はこの先から御岳沢と名前が着いているみたいで

(地図には最後まで養沢川との記載があるのも)

遡ると源流の一本が

武蔵御嶽山の七余の滝に辿り着いて

ハイキングコースもあります

大分昔一二度下山したことあったなあ

 

養沢川と並行する都道201号線
「十里木御嶽停車場線」の終点は なんと

この先も続いていて
武蔵御嶽神社の集落エリアを通って
ケーブルカー沿いに降って
JR御嶽駅前が終点という不思議な都道なんですよねえ

 

最初は停車場線てのが引っ掛からなかったんですけど

都道を命名した頃って

御嶽駅も国鉄以前の時代で 御嶽の停車場だったのかなあと

なかなかに楽しい妄想かもだけど

停車場って お役所らしいねえ

だから面白いやねえw


この場所から少し上がると車道が無くなり
御嶽集落までは登山道になってしまうみたいで
当然車での 通り抜けは出来ません

一部道路マニアの方々には有名なんだとか

 

江戸時代以前の頃からこの辺の秋川地区からの

武蔵御嶽山の登参拝の路として使われていたようですね

それが変な都道になったルーツぽいらしいです

 

そんなこんなで20分程の参拝でした

さらっと写真だけアップしようと思ってたんですけど

今回もあちこち飛び火をしちゃいました

 

まだまだ暑い日が続きそうですが

皆様お大事にして下さいね

 

涼しい渓流に 行きたいなあ

私の好きな言葉です@メフィラス

 

長々とご覧いただき有難うございましたm(__)m