「鴫立亭」モンブラン530円ミサワホームセラミック[大磯エンブルタウン編]
大磯駅から徒歩2分圏内にある老舗洋菓子店「鴫立亭」に行ってきました。
先日、エンブルタウン大磯のミサワホームセラミックの分譲地に行った際に、大磯駅まで歩いて散策した際に見つけて気になっていたお店です。
大磯はおしゃれなお店や老舗のお店がたくさんあり、散策するだけで楽しめます。
駅近ですが、駐車場も完備されているのが嬉しいです。
店舗より30m大磯駅側に2台分のスペースがあります。
店に入ると正面にショーケースが2つあり、左側がイートインスペースで10席あります。ペアテーブル席が2カ所と3人用の席が1カ所、カウンター席で3席があります。こげ茶を基調にしたクラッシックテイストの落ち着いた雰囲気です。
ガラスケースの中を覗くと、10種類以上のケーキが並んでいます。夕方5時過ぎに訪れたこともあり、売り切れのケーキもいくつかある様でした。
その周りには洋菓子や手作りジャムなどたくさんの商品が陳列されています。
美味しそうでしたので、欲張ってモンブランとシブスト、そしてクレームバニーユをとアイスコーヒー(500円)を注文しました。まずはアイスコーヒーが3分程で運ばれてきました。
鳥の絵のかわいいコースターが目を引きます。苦味も少なくすっきりした味わいです。
コーヒーをすすっていると、ケーキがすぐに運ばれてきました。
ここのお店はモンブランが一番人気ということでしたので、まずはモンブランから。。。マロンペーストはしっとり、中のクリームは甘さ控えめの上品な味わいです。食べ進めるとパイの底の部分から栗の渋皮煮が入っており、味を引き締めています。
続いていただいたのはシブスト。パイ生地の上にクリームの層になったものがのって表面がカラメル状に焦してあります。クリーム部分はふわっと、パイ部分はサクサクでそのバランスが絶妙です。
そして最後にクレームバニーユをいただきました!一見したところクリームブリュレみたいな感じです。スプーンをさすとパリパリっと音がしてカラメル部分が崩れて、中からトロリとしたプリンが出てきました。表面のほろ苦さとプリン部分の甘さの兼ね合いが最高です。個人的にはこの3つの中で、クレームバニーユが一番好きでした。
イートインのお客さんは私だけだったのですが、滞在中サラリーマンの方がテイクアウトで5個程買っていかれました。地元の方が帰宅途中にでも買われた様な感じでした。
こたらのケーキは全体的に落ち着いた雰囲気と甘すぎない上品さが、男性でも食べやすいかと思います。今度は会社の同僚を誘って来てみたいと思います。
ケーキメニュー
370円 フレーズシャンテ クレープ
400円 モカ サンマルク
420円 サバラン カシス
470円 シブスト セリーヌ小 クレーム・バニーユ ショコラ・シャンティ
530円 モンブラン
2,300円 カレオ・ポンム プチフール箱入り
900円 手作りジャム オレンジ・ぶどう
1,100円 手作りジャム いちご
鴫立亭 大磯本店
神奈川県中郡大磯町大磯1153
0463-61-6540
営業時間9:00~18:00(店内喫茶は10:00~17:30)
元旦休、月一回程度お休み有
有限会社鴫立亭
オーナーシェフ山岸毅社長
「鴫立亭」本店大磯店は、名跡「鴫立庵」近くにあります。 西行法師がこの地を吟遊「こころなき 身にもあわれは 知られけり 鴫立澤の 秋の夕暮」と歌った、歴史と自然豊かな所です。 由緒有るこの地に1979年に洋菓子職人の店として、洋菓子、焼き菓子、クッキー、チョコレートの製造販売と喫茶部創業されました。
1985年には海と緑豊かな葉山御用邸近くにも葉山店をオープン。
スイーツガーデン ユージ・アジキ安食雄二社長もこちらの「鴫立亭」の出身。
「鴫立庵」
京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並び、日本三大俳諧道場の一つとされる。敷地内に建てられた石碑にある銘文「著盡湘南清絶地」から、「湘南発祥の地」とされることもある。場所は大磯の国道1号線(旧、東海道)沿いの鴫立沢にある。 名称は西行の歌「こころなき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮」(『新古今和歌集』)による。