安全に対する認識の違い | EX-10第19分遣隊

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来週はいよいよ第96回インディ500マイルの決勝レースを迎えます。

昨年(95回)は例の大逆転劇(トップを走行していたJ・R・ヒルデブランド選手が最終ラップの第4ターンでクラッシュし、ダン・ウェルドン選手が優勝)が記憶に残ってます。

ここからが本題で、アメリカのモータースポーツは安全性に関してはヨーロッパや日本よりも先に行っていると過言ではないでしょうか。

フォーミュラカーでお馴染みのヘッドプロテクターやHANSデバイスは元々はアメリカからやって来て、FIAが後になって採用したという経歴がそれを物語っています。

インディ500マイルにしろデイトナ500マイルにしろ、ヨーロッパや日本の感覚からすれば「異常」と言えるでしょうか。

ここで注目すべき点は、NASCARもIRLも安全性に関してはFIAよりも厳しいと言えます。

むしろ、安全性に対する認識の違いがあるんじゃないのでしょうか。

アメリカの場合は事故は必ず起こり、即深刻な事態になるので万が一に備えるのに対し、日本やヨーロッパは如何にして事故を未然に防ぐと言う事でしょう。

これはモータースポーツ界だけじゃなく、全てにおいて同じ事が言えるので何らかの機会で取り上げたいと考えてます。