神戸地方検察庁は24日、最高検察庁と協議した結果JR西日本山崎正夫元社長に対しての控訴を断念した。
これにより、107人の死者を出した尼崎~塚口間での脱線転覆事故の刑事裁判としては決着をつかざるを得なくなった。
もう刑事事件でJR西日本を裁く事は事実上不可能となった。
新たな証拠が出てこない以上、いくら遺族が控訴を要求してもどうする事も出来ない。
今後の焦点は民事裁判で果たして真相が明らかにされるかどうかという点だが、難しいとしか言いようがない。
なんかもうやり切れないし、今後JR西日本の上層部の暴走を懸念して仕方がない。