<ご出演場面その1>
書道家の江崎龍子(池畑慎之介☆演じる)が、弟子の西田りか(田中麗奈演じる)(のお店)に電話を入れる。
龍子「りかさん、私 江崎龍子です。」
りか「先生!」
龍子「どうしたの?近頃お教室にみえないから 心配してたのよ。」
りか「あの・・・・」
<ご出演場面その2>
龍子は りかを案じて、レストランで働く りかを訪ねる。
龍子「えっ?!麻紀さん(三浦理恵子演じる)(=りかの書道教室仲間)とご主人(=役名 落合圭一。青柳翔演じる)との間にそんなこと(=男女の関係)があったの!?。」
りか「はい。」
龍子「それじゃあ お教室をやめたくなるっていうのも仕方ないわね。」
りか「せっかくご指導いただいたのに、先生には申し訳ないんですけど。」
龍子「いいのよ。でもね、書は続けなさい。で、これだという字が書けたら見せにいらっしゃいよ。」
りか「ありがとうございます。」
龍子「でも、・・・・それだけじゃなさそうね。顔にそう書いてある。」
りか「えっ?!・・・・」
龍子「私は信用できない人間ですか?」
りか「そんなことないです。」
龍子「ご主人だけじゃなくあなたにも秘密がある、そうじゃない?」
りかは、龍子に 柏木常務と不倫していたこと、また、夫 圭一は柏木の妻美津子から紹介されたこと等を打ち明けた模様。
龍子「まあまあ、ずいぶんと複雑な結婚をしたのねぇ。」
りか「すみません。」
龍子「私に謝ることなんかないわよ。ただ、りかさんって意外と大胆な人だったんだって驚いてるの。」
りか「変ですよね。不倫相手の奥さんから紹介された人と結婚するなんて。でも、それでも私 圭一さんと結婚して本当に良かったなぁって思うんです。彼といると 気持ちが安らぐっていうか 、今までの人とは全然違うんです!」
龍子「そう。」
りか「最近では そろそろ子どもも欲しいねって話も出てて。」
龍子「(笑)そう、よかったじゃない!」
りか「でもそうなると、うそや隠し事を抱えたまま踏みきってはいけない気がして。」
龍子「子どもを持つ前にあなたも自分の過去を告白してすっきりしたいってこと?」「その柏木さんって人と不倫してたことを話すの?」
りか「はい・・・・。そうすべきかと。」
龍子「止めておきなさい。」「男はね、女の何倍も嫉妬深いの。だから、一度聞いたことは一生忘れない。一生抜けない とげになってしまうの。そんなものを彼に背負わせていいの?あなたも前の人のことはふっきったんでしょ?」
りか「はい。」
龍子「だったらもういいじゃない。死ぬまで口をつぐんでなさい。話して楽になろうだなんて、ただの自己満足よ。」
りか「はい・・・・。」
◆木曜ドラマ劇場『美しき罠 ~残花繚乱~ 』第8話(2015/2/26放映)
<ご出演場面その1>
圭一(青柳翔演じる)が龍子(池畑慎之介☆演じる)に電話する。
龍子「圭ちゃん、どうしたの?・・・・ねぇ、何かあったの?」
圭一「あの・・・・、実は・・・・。」と、龍子に話している模様。
龍子は、うなずきながら圭一の話を聞いている。
<ご出演場面その2>
龍子は りかのレストランの閉店の頃を見計らって りかを訪ねる。
龍子「心配になって顔を見にきたのよ。あなたのことだから ご主人に全部言ってしまったんじゃないかと思って。」
りか「彼、家を出ていきました。」
龍子「そう。やっぱり打ち明けたのね?」
りか「いいえ。打ち明ける前に知られてしまって・・・・。彼に今から会おうって言われてて。身から出たさびだと思ってます。」
龍子「(りかの手を握って)かわいそうに。でもね、あなたの恋敵の奥様も多分決して幸せじゃないわ。愛に迷った時 女は鬼になるの。そうなった時の女ほど怖いものは無い。負けちゃ駄目よ、りかさん!」
<ご出演場面その3>
龍子「うまくアドバイスしといたわ。大丈夫よ、あなたとのことは一切話してません。じゃあ、またね。」
と、圭一に電話。
◆木曜ドラマ劇場『美しき罠 ~残花繚乱~ 』第9話(2015/3/5放映)
<ご出演場面その1>
龍子と麻紀が 龍子邸で 作品の整理をしていたとき、麻紀が一つの書に目を留める。
麻紀「“剣”、これいいですね。」
龍子「それは私じゃないの。友人が書いたものよ。」
麻紀「ご友人ですか。」
龍子「この字を書いてすぐに山に登って死んだ人がいたの。ずっと人生に悩んでててね・・・・。そのまま帰らぬ人になっちゃった。だから、これは遺書みたいなものかしらね。」
麻紀『その方 女性ですか?」
龍子「いいえ、男性よ。」
麻紀「先生の恋人だったとか?」
龍子「違うわよ。ただね、とっても大切な友人だったの。」
と、龍子は 書を大切になでる。
<ご出演場面その2>
― 2ケ月前 ―
圭一「これ(=“剣”と書かれた書)はもうしばらく龍子さんが持っていて下さい。」
龍子「わかりました。お兄様の片身だもの、大切にお預かりします。」
圭一「ありがとうございます。」
龍子「それから、りかさんから結婚式の招待状頂いたんだけど、私は出ないほうがいいのよね?」
圭一「そうして頂けると助かります。僕と龍子さんが旧知の間柄と知ったら、彼女混乱するでしょうから。」
龍子「わかったわ。圭ちゃんのために黙っておきます。」
圭一「すいません。」
龍子「だけど 不思議な巡り合わせよね。あなたの結婚相手がまさか私の教え子だなんてね。」
圭一「・・・・はい。」
<ご登場場面その3>
龍子がりか店長を務めるレストランを訪ねてくる。
龍子「突然 会いたいだなんて言って ごめんなさいね。」
りか「いえ。」
龍子、“剣”の書を りかに差し出す。
龍子「圭一さんのお兄さん俊介さんが書いた書よ。」
りか「えっ?!」
龍子「大切な友人だったわ。」
りか「圭一さんとも知り合いだったってことですか?」
龍子 うなずく。
龍子「あなたから聞いたことを彼にべらべらとしゃべっていないわ。私ね、いつか必ずあなたが本当の意味で彼の心の支えになってくれる日が来ると信じてたの。だから、陰ながら応援してたのよ。でも、そうと打ち明ける頃かと思って。・・・・圭一さんから聞いてるわ。別居してるんですって?これを家に持って帰って彼に渡しなさい。彼の口からすべてを聞くべきよ。」
以上です。
さて、第10回最終回は、どのように物語が収束するのでしょう??
楽しみですネ~♪
じゅん
