アンナ・チャップマン (28、anna chapman)
ロシアのスパイグループの1人である、アンナ・チャップマン容疑者(28、anna chapman)の存在が米国メディアで随分と騒がれたものだが、かつて活動していた英国でも、ロンドンの富裕層の社交界に深く入り込んでいたり、父親は元KGBのスパイだったり、元夫の存在が明らかになり、騒ぎは大きくなっている。
英紙ガーディアンなどによると、チャップマン容疑者はロンドンの高級住宅街メイフェアーで行われていた、富裕層やエリートビジネスマンたちが集うパーティーに頻繁に出席。美貌と頭の良さを兼ね備えた「グレイト・ネットワーカー」とも言われて、富裕層の社交界でパイプ役だった様子がうかがうことができる。
英国時代には、メイフェアーのヘッジファンドでアシスタントとして勤務。また、バークレイズ銀行にも一時は在籍していたことを、同行も認めた。
さらには、元夫と知り合って 5カ月で結婚。現在は離婚しているが、元夫が各メディアに登場するようになり、チャップマン容疑者の父親も元KGB職員でスパイとして働いたことがあるのだという。
次々と身辺が明らかになっていく中で、論点が少しずつ曖昧になっているような気がしないでもないが、こうした報道合戦の原因をAP通信は、7月4日の独立記念日を前に米国民の愛国心がかき立てられたのではないか、と分析している。


米ロ両国は8日、スパイの交換で合意した。米司法省によると、米国は6月27日にロシア情報機関のスパイとして逮捕した10人を国外退去処分にし、ロシア政府は4人を釈放する。
スパイの交換は、米ソ冷戦時代から行われていたが、ロシアのスパイ団摘発から2週間足らずでの事態収拾は異例。6月の米ロ首脳会談で大きく改善した両国関係の悪化を避けるため、事態の早期収拾を図ったもようだ。
アメリカ司法省が先月末までに訴追した10人を超える"ロシア・スパイ団"の一人で、「知的で美しい」と全米の注目を集めたアンナ・チャップマンのトップレス写真が流出。「セックス・プレイ中に鞭を振り回すことが好きだった」と性癖まで暴露され、大きな話題を呼んでいる。
アンナのトップレス写真を英国のタブロイド紙「News of the World」に売り込んで流出させたのは、元夫のアレックス・チャップマン。安っぽいベッドシーツを身体の一部にかけ、けだるそうにベッドに横たわるトップレス・ショットだけでなく、鞭を手に取り、クリップの跡が残る乳首をむき出しにした過激な姿を収めた写真もあり、見る者の想像力をかき立てるものとなっている。
イギリス人のアレックスは、婚姻関係を結んでいた2002~06年の4年間、アンナと激しいSMプレイを満喫したと激白。アンナは、乳首クリップをつけ鞭を振りまわすことが大好きだったという。「ロシア訛りの英語にそそられてね。アンナはとても美しく、見事なボディの持ち主だった。ベッドの上でも最高で、本当に夢中にさせられた」「大人の玩具もたくさん使った。天にも昇るようなセックスだった」と語った。
また、飛行機のトイレの中で15分間に渡るセックスを楽しんだことを告白。客室乗務員にノックされ、「妻が乗り物酔いしてしまって」と弁解した、と懐かしそうに語ったという。
アンナはロンドンのヘッジファンドの会社に勤め、共働き夫婦として幸せな時間を過ごしていたそうだが、「かなりの右翼だった」そうで、「イギリスの移民局が甘いと批判し"ロシアではあり得ない"と言っていた」とのこと。結婚中にスパイ活動を始めたと見られるアンナだが、「04年頃からお金について語りたがらなくなり」「ウエストエンドの高級クラブやバーで、大物たちと交流を持つようになっていった」とのこと。
アンナがスパイだと知り驚愕したというアレックスだが、「いかつくて、娘をコントロールするようなタイプだった」父親は元KGB(ソヴィエト連邦国家保安委員会)の幹部だったと聞かされていたほか、怪しい人物ともコネクションを持っていたとコメント。
ほかにも「ジェームズ・ボンドの映画が好きで、クライヴ・オーウェンがボンド役にぴったりと語っていた」そうだ。
野心的で物欲的になっていったアンナは、アーティストだったアレックスと価値観が合わなくなり、05年に破局。翌年離婚が成立したとのことだ。
離婚後も2人は頻繁に連絡を取り合っていたそうで、アンナがスイス銀行の幹部やアメリカ人事業家ら、数多くの大物男性らと肉体関係を結んでいたことも把握していると、アレックスはMっ気を覗かせていた。
また、アンナが拘束された後、イギリス情報局保安部(M15)から連絡を受け、指定されたホテルに出向くと、アンナの父親について根掘り葉掘り質問されたとも告白。M15は、イギリスでスパイ活動が行われていた可能性について調査していると語った。
拘束される直前、アンナは電話で「いろいろなことが起きている。イギリスでも、世界中でも。大丈夫よ、大丈夫」と意味深な発言をしたという。
なお、8日に行われた公判の罪状認否で、10人の被告は全員が罪を認めた。米司法省は、西側のスパイとしてロシアに服役中の4人の釈放と交換に、 10人をロシア側に引き渡した。「美しすぎる女スパイ」と称され、国際的なスターとなったアンナ。今後の彼女の人生に注目が集まっている。
ロシアのスパイグループの1人である、アンナ・チャップマン容疑者(28、anna chapman)の存在が米国メディアで随分と騒がれたものだが、かつて活動していた英国でも、ロンドンの富裕層の社交界に深く入り込んでいたり、父親は元KGBのスパイだったり、元夫の存在が明らかになり、騒ぎは大きくなっている。
英紙ガーディアンなどによると、チャップマン容疑者はロンドンの高級住宅街メイフェアーで行われていた、富裕層やエリートビジネスマンたちが集うパーティーに頻繁に出席。美貌と頭の良さを兼ね備えた「グレイト・ネットワーカー」とも言われて、富裕層の社交界でパイプ役だった様子がうかがうことができる。
英国時代には、メイフェアーのヘッジファンドでアシスタントとして勤務。また、バークレイズ銀行にも一時は在籍していたことを、同行も認めた。
さらには、元夫と知り合って 5カ月で結婚。現在は離婚しているが、元夫が各メディアに登場するようになり、チャップマン容疑者の父親も元KGB職員でスパイとして働いたことがあるのだという。
次々と身辺が明らかになっていく中で、論点が少しずつ曖昧になっているような気がしないでもないが、こうした報道合戦の原因をAP通信は、7月4日の独立記念日を前に米国民の愛国心がかき立てられたのではないか、と分析している。



米ロ両国は8日、スパイの交換で合意した。米司法省によると、米国は6月27日にロシア情報機関のスパイとして逮捕した10人を国外退去処分にし、ロシア政府は4人を釈放する。
スパイの交換は、米ソ冷戦時代から行われていたが、ロシアのスパイ団摘発から2週間足らずでの事態収拾は異例。6月の米ロ首脳会談で大きく改善した両国関係の悪化を避けるため、事態の早期収拾を図ったもようだ。

アメリカ司法省が先月末までに訴追した10人を超える"ロシア・スパイ団"の一人で、「知的で美しい」と全米の注目を集めたアンナ・チャップマンのトップレス写真が流出。「セックス・プレイ中に鞭を振り回すことが好きだった」と性癖まで暴露され、大きな話題を呼んでいる。
アンナのトップレス写真を英国のタブロイド紙「News of the World」に売り込んで流出させたのは、元夫のアレックス・チャップマン。安っぽいベッドシーツを身体の一部にかけ、けだるそうにベッドに横たわるトップレス・ショットだけでなく、鞭を手に取り、クリップの跡が残る乳首をむき出しにした過激な姿を収めた写真もあり、見る者の想像力をかき立てるものとなっている。
イギリス人のアレックスは、婚姻関係を結んでいた2002~06年の4年間、アンナと激しいSMプレイを満喫したと激白。アンナは、乳首クリップをつけ鞭を振りまわすことが大好きだったという。「ロシア訛りの英語にそそられてね。アンナはとても美しく、見事なボディの持ち主だった。ベッドの上でも最高で、本当に夢中にさせられた」「大人の玩具もたくさん使った。天にも昇るようなセックスだった」と語った。
また、飛行機のトイレの中で15分間に渡るセックスを楽しんだことを告白。客室乗務員にノックされ、「妻が乗り物酔いしてしまって」と弁解した、と懐かしそうに語ったという。
アンナはロンドンのヘッジファンドの会社に勤め、共働き夫婦として幸せな時間を過ごしていたそうだが、「かなりの右翼だった」そうで、「イギリスの移民局が甘いと批判し"ロシアではあり得ない"と言っていた」とのこと。結婚中にスパイ活動を始めたと見られるアンナだが、「04年頃からお金について語りたがらなくなり」「ウエストエンドの高級クラブやバーで、大物たちと交流を持つようになっていった」とのこと。
アンナがスパイだと知り驚愕したというアレックスだが、「いかつくて、娘をコントロールするようなタイプだった」父親は元KGB(ソヴィエト連邦国家保安委員会)の幹部だったと聞かされていたほか、怪しい人物ともコネクションを持っていたとコメント。
ほかにも「ジェームズ・ボンドの映画が好きで、クライヴ・オーウェンがボンド役にぴったりと語っていた」そうだ。
野心的で物欲的になっていったアンナは、アーティストだったアレックスと価値観が合わなくなり、05年に破局。翌年離婚が成立したとのことだ。
離婚後も2人は頻繁に連絡を取り合っていたそうで、アンナがスイス銀行の幹部やアメリカ人事業家ら、数多くの大物男性らと肉体関係を結んでいたことも把握していると、アレックスはMっ気を覗かせていた。
また、アンナが拘束された後、イギリス情報局保安部(M15)から連絡を受け、指定されたホテルに出向くと、アンナの父親について根掘り葉掘り質問されたとも告白。M15は、イギリスでスパイ活動が行われていた可能性について調査していると語った。
拘束される直前、アンナは電話で「いろいろなことが起きている。イギリスでも、世界中でも。大丈夫よ、大丈夫」と意味深な発言をしたという。
なお、8日に行われた公判の罪状認否で、10人の被告は全員が罪を認めた。米司法省は、西側のスパイとしてロシアに服役中の4人の釈放と交換に、 10人をロシア側に引き渡した。「美しすぎる女スパイ」と称され、国際的なスターとなったアンナ。今後の彼女の人生に注目が集まっている。