リュック・ベッソンが一目惚れした美人美容師が『トランスポーター』ヒロインに大抜擢

映画監督リュック・ベッソンが製作・脚本を手掛けるカーアクション映画、『トランスポーター』シリーズ最新作『トランスポーター3 アンリミテッド』のヒロインに、無名の24歳、ナターリア・ルダコワが大抜擢された。ヘアサロンで働いていた美容師が、世界が舞台のシンデレラストーリーを歩みだした。
ナターリア・ルダコワ

 前作『トランスポーター2』では全米初登場第1位、興行収入NO.1を記録、日本でも毎作品公開ごとにヒットを飛ばしている『トランスポーター』シリーズ待望の最新作『トランスポーター3 アンリミテッド』。同作品のヒロインとして出演している無名の24歳、ナターリア・ルダコワがハリウッドの熱い注目を浴びている。

 1985年、旧ソ連・レニングラード(現サンクトペテルブルク)に生まれ、17歳の時に両親と共にニューヨークに渡ったナターリア。ヘアサロンで美容師として働いていた彼女が仕事に向かう途中、ニューヨークの街角でたまたまリュック・ベッソンと出会い、彼女に一目惚れしたリュックに女優の道を勧められる。6カ月にわたるレッスンを経た後、パリでのオーディションに招待され、本作の鍵となる、謎の赤毛の女“ヴァレンティーナ”としての出演が決定した。

 これまでリュック・ベッソンが映画で抜擢してきた女優は、ナタリー・ポートマン(『レオン』)、ミラ・ジョヴォヴィッチ(『フィフス・エレメント』)、そして広末涼子(『WASABI』)と、現在第一線で活躍する大女優ばかり。彼女も一夜にしてシンデレラガールの仲間入りを果たした。

 ナターリア・ルダコワは、「カメラの前に立つのは初めての経験だし、女優になるなんて夢は今までに持ったこともないけど、出演が決まった時は本当に興奮したわ!自分以外の人間を生きるということがたまらないの。リュック・ベッソンは名前しかしらなかったけど、彼の作品は素晴らしい作品ばかりだし、彼のことも大好きになったわ!」と、信じられないような経験を振り返った。

 人気シリーズの最新作『トランスポーター3 アンリミテッド』出演をきっかけに、世界中から注目を浴びる女優の道を歩みだした、ナターリア・ルダコワの今後から目が離せない。