埋れた中から、
ふと見つけた一枚の写真。
この煙突は、かつてはゴミ処理場だった名残だ。
かつて、そんな場所だったエリアに立てられた再開発の観光スポットで、
かつて、働いていたことを思い出す。
観光スポットとは名残ばかりの、
雑多な怪しい店が立ち並ぶジャンクアーケードの一角の隠れ家的レストランだ。
仕事の合間に、
この景色を窓から何度と見ては、
いろんな感情とぶつかった記憶が蘇る。
夕陽が素直に美しく見える日も、
今日はそんなに映えるなよ、と思う日も、
おいおい、今日は照らしてくれよ!と思う日も。
人には、やりたいことがあり、
なりたい像というものがある。
やりたいことが浮かぶと、
必ず「じゃあ、これやってみ?」と
課題がやってくる。
やりたいことの前には必ずやってくる試練だ。
「乗り越えられんだろ?」と課題は言う。心なしかニヤニヤしているようにも思える。
やってやるよ!と意気込んで臨んで、
ベッコリやられる時もある。
意識もせずに、気付けば問題なくクリアしている時もある。
時にやる気は仇になり、
時に意気込みが致命傷になる。
大切なのは、集中とリラックスだ。
集中しなければ本質を見抜けず、
リラックスしなければ全体像が見えない。
反意と思しきこの二つ。
実は合わせ持たなければならない要素だ。
それを二つを持つのに必要なのは、
正しい自信だ。
そして、それを構成するために必要なものが経験。
そして、経験は場数から生まれる
一喜一憂の意味をいつも学んでいくことだ。
なぜうまく行き、
なぜ失敗したのか。
場数を埋めようと、
急いで積み木を積み上げても崩れるだけだ。
「焦るな、スピードは後からついて来る。最初は遅くても、確実にやれ。」
師匠の言葉。
今一度、心に刻もうと思う。
しかし、ここからの夕陽は本当に最高だった。
ディナー前は気が気じゃなかったけど。笑