農作業体験会稲刈り編ご参加の皆様へ


昨日は私ども太田楽農研究所秋の恒例農作業体験会稲刈り編にご参加いただきありがとうございました。


後片付けをして、自宅に帰ると烏骨鶏が卵を産んでいました。ピヨピヨとカワイイ声で鳴いていた雛たちも大きく成長し、卵を産み始めました。


20164月、熊本地震で体験したお金があってもモノが買えないという体験は、太田楽農研究所設立の大きなきっかけとなりました。


買うばっかりの生活からの脱却‼️をめざして6年が経ちました。


自給自足の生活を彩る烏骨鶏の卵は、手にとるとまだほんのりと温かいニワトリの体温を感じることができました。


人と人との思いやりや心の充足、温もりを感じることのできる活動をこれからも私たち研究所は提供していきたいと考えています。


さて私たち太田楽農研究所では、「人と共に幸せを追求する」ことを目標に、自然との触れ合いの場や共に働き、共に学ぶ共生の場の提供を行っております。


農作物を自作する活動にご参加いただき、ともすれば陥りがちな消費一辺倒の生活から、自立した「つくる」生活へとシフトするきっかけづくりができましたら幸いです。


さて、今回の体験会はいかがでしたか?


太田楽農研究所では、3種類のお米を栽培しています。①多年草化米のサトジマン、②幻のもち米ハッピーヒル、そして、③森の都熊本が産んだ森のくまさんです。


米の栽培は主食の生産はもちろん、甘酒を代表とした発酵食品の加工、わらを使ったしめ縄やわら細工など多様な農耕文化を生み出してきました。


私たち太田楽農研究所では、こうした農耕文化の継承を通して、豊かな暮らしの創造をするために平素より食品加工の体験会を実施しています。


稲刈り、掛け干し、脱穀等の米づくりに特化した農作業の体験会とともに、甘酒や味噌づくり、しめ飾りや門松づくり等の農耕文化の体験会も随時実施しておりますので、こちらの体験会にもぜひご参加いただきますようご案内いたします。


それでは、皆様の暮らしがより楽しく充実した生活となりますように念じて御礼のご挨拶といたします。ありがとうございました。


2023.09.24

太田楽農研究所

所長/太田英俊