たった一度の人生。
とにかく楽しみましょう!
人生楽勝!!
人生楽勝・・・楽をする事と楽しむ事は対極です。楽(らく)しては勝てません。苦労しながも上手くいったら楽しいし、達成感だって充実感だって味わえるわけです。楽しんで(自分に)勝ちましょう!
就職支援、キャリア形成支援をやってますキャリア・コンサルタントの上野です。
今日は、動機づけ面接について!書きたいと思います。
動機づけ面接とは、臨床心理士であるウィリアム・ミラーとステファン・ロルニックが主になって開発したカウンセリングアプローチです。
動機づけ面接は、クライエントの中にある矛盾を拡大し、両価性を探り明らかにし、それを解消する方向にクライエントが向かうようにしていく手法です。クライエントの内発的な動機づけを呼び覚まし,行動を変容させるクライエント中心かつ準指示的な方法です。
日常生活行動についての変化がすぐに必要な場合でも、行動変化に関するクライエントの準備の程度は様々です。
動機づけ面接は、カウンセリングの場に臨むクライエントの動機づけのレベルは、多様であるという現実を認識し許容しています。
たとえカウンセリングが強制的に行われたとしても、あるクライエントは問題にされている行動を変えようとは全く考えないかもしれませんし、別のクライエントは行動の変化について考えているだけで、実際の変化につながる一歩を踏み出していないこともあります。
或いは、行動の変化に関する長年の積極的な努力にも関わらず、不首尾に終わっているという人もいるでしょう。
自らカウンセリングを求めてくる人のなかによく見られる傾向です。
動機づけ面接は、クライエントの自律性を引き出し、尊重する必要があります。
カウンセラーとクライエントの関係は協同的・共感的であるという事です。
このアプローチの狙いは、問題とされている行動の結果として起こる潜在的な問題や過去の経験、リスクなどに対してクライエントが自ら気づくように誘うことであります。
或いは、より良い将来をクライエント自らが想い描き、それを達成しようとする動機づけが強まっていくようにすることです。
どちらにしても、動機づけ面接の戦略は、クライエントが自らの行動について違った見方をするようになり、最終的には行動を変えることによって何が得られるかを考えるようになることを目指しています。(行動変容の促進)
動機づけ面接には、クライエント中心療法的な面と準指示的な面の双方が含まれているとみなされています。
伝統的なロジャースのクライエント中心療法とは、指示的な面で違いがあります。
動機づけ面接は、クライエントが自らを探ろうとするとき、非指示的にではなく、変化の方向にカウンセラーから積極的に働きかけるという事ですね。
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