今日は、「付き合い方」に見るその人の「考え方」!について書きたいと思います。

 

 

 

 

人間関係を考える上で、その人がどの様な「付き合い方」をしているか?を良く見ることにより解ることがあります。

人との「付き合い方」でその人の「考え方」が、如実に現れるという事です。

 

会社や団体などの組織に所属している限り、個人とは別のもう一人のあなたがそこに存在している訳です。

 

 

「肩書き」と付き合うタイプとは、

このタイプの人は、課長だから、部長だから、ということだけで、あたかも全て信用していますよ、というような見せかけの「お付き合い」をして、自分の利益だけを常に最優先に考えているという傾向があります。

 

こういうタイプは、その影響力のある部長なり、課長なりがリタイアした時にその豹変ぶりが大変よく表れます。いくら、会社同士の「付き合い」だからといって、「肩書き」とだけ「付き合う」のは感心しません。

 

人様とは、「肩書き」と「付き合う」のではなく、その人となりと「付き合う」ものなのです。

それは、何かの拍子にシッカリと化けの皮が剥がれるという危険性をはらんでいるからです。大変危険な事なのです。

 

あなたが重要なポジションになればなるほど、その危険性は高くなります。

私の非常に良いお付き合いをさせて頂いていた友人メーカーの販促部長がおられましたが、まさにその人がそのような仕打ちを受けました。

 

現役で頑張っておられた時は、下請けさんや仕入れ業者の事を真っ先に考えておられる人で、1日平均して十人前後の来客者を相手にしておられました。

 

その忙しさは同情するぐらいで、私がお邪魔している時にも何件も携帯電話がなり、落ち着いて話すら出来ない状況にありました。

その方が、早期退職優遇制度を利用して退職が決まった時から、電話が鳴らなくなったと言います。

 

私は、利害関係がない中でお付き合いさせて頂いておりましたので、自宅に食事に誘って頂いたりお茶をご馳走になったりと、大変お世話になっていました。

 

退職後が非常に気になりましたので本人に直接お聞きしたことがありました。

それはリタイアした後に、何人の方から電話があったのか?そして、何人の人とお付き合いが出来ているのか?という事をです。

 

今まで数百人の人を相手してきたにも拘らず、片手の指で数えるぐらいの人しか電話が無いし、お付き合いも出来ていない、との事でした。非常に寂しいけど、こんなものでしょうと半ば呆れたように言われるのです。こんな失礼な事は無いと思うのです。

 

一人の人間として「肩書き」が取れた後の「付き合い方」が一番大事になってくるのではないかと思うのです。

まさに「人間性」そのものが、如実に現れた姿だと言えます。

 

概してこの様な感覚の人は、本当のや心を許せる仲間が少ないのではないかと考えてしまうのです。

 

利害関係のある「付き合い」は、必ずどちらかが一歩引いたポジションに成らざるを得ない、という側面があります。

しかし、通常は発注者より受注者側が一歩引いたポジションになる事が多いと思うのです。

 

私の大好きなこの元販促部長は、全く逆を行かれる素晴らしい人でした。

そういう人を相手にしているのであれば、その人の対応に甘えたり胡坐をかいたりしてはいけないと思うのです。

 

                                                        

 

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