仕事中の長女には、電話で連絡しましたが、

出なかったのでとメールで連絡しておきました。


会社で知らせを受けると、泣くに泣けない、

でも間違いなく大泣きしてしまうであろう長女の立場を

考えると辛い立場を想像すると、

一瞬、躊躇しましたが、次女が自分だったら連絡してほしいと言うので、

可哀想だけど連絡を入れる事にしました。


長女は、なんとか早退させてもらう事が出来たようで、

泣きはらした顔を少し落ち着かせてから、帰ってきました。


上司は、早退理由がペットの死だった事に苦笑いをしていたそうですが、

それを聞いた近くにいた社員の方が一大事だと言ってくれたおかげで、

帰ってこれたと言っていました。

その社員の方も犬を亡くした経験があるとおっしゃってたそうです。


龍の変わり果てた姿を眺め、涙を流し、いろんな話しをしている内に

時間がどんどん過ぎて行きました。


動物霊園に電話して、翌日、朝9時の予約を入れました。


夜になる頃には龍の身体は冷たくなってゆきました。


リビングに龍を寝かせ、その横に布団を引いて、長女と私が寝ました。


最初は龍、身体を暖めると良くないと思い、ひとりだけ箱の中で寝かせてましたが、

翌日は火葬されてしまうかと思うと、やっぱりひとりぼっちで寝かす事が出来なくて、

私と長女の間に寝かせ、抱きしめてあげました。


冷たくなってしまった龍。

龍、えらかったね、龍は、本当によく頑張ったよ、

愛してるよ、ずっと一緒だよと

言いながら、頭をなでたり、身体をなでたりしていると、

少しだけ、心が落ち着き、翌日の火葬を覚悟する気持ちになりました。


眠ろうと思っても、いろんな事を考えてしまい、

ほとんど眠る事が出来ないまま、朝になってしまいました。


明け方の雨もやみ、龍は本当にいい日を選んだんだとまたまた思いました。