私は介護士をしているから、当然日常的に介護の話で大盛り上がりの毎日。

しかし、自分の枠から外に出て姉妹や別の職業の方と話をすると話が全く噛み合わない事が多々ある。


いかに自分が住んでいる世界が小さくて狭いものなのかと思い知らされると同時に「介護の知識がちゃんと必要で役に立つことがまだこんなにも広まっていないなんて…」と落胆する事もある。


うちの両親は父70代、母60代後半とまだまだ元気ではあるがいつ何があるかなんかわからないのが人生ってもので…

先日「親の介護」について話を姉としている時に私が次々介護の話をしていると姉が小さい声で「まだ想像したくない…」とポソリと言った。


私からするともう両親とも介護に片足のつま先くらいは突っ込んでいる状態で、そして、それを普通に受け入れている。だが、介護に携わっていなかったり両親と関わる時間が少ない姉からすると私の話はとても受け入れがたいものに感じていたようだ。


なるほど。

これは施設入所して面会に来られるご家族様の感情ととても似ているかもしれないな。

今はコロナの影響もあり「窓越し面会」や「ロミオとジュリエット面会」(2階のベランダから1階の外にいる家族様と手を振る面会方法」「zoom、LINEビデオ通話」なんかが主流である。


互いに涙を流しながら面会する姿はいつ見ても胸を押しつぶされるような気持ちに。

そして、また、自分の子供の前ではいつも介護拒否が強く困り果ててるご利用者様もシャキッとしている姿が見られ、「あ。こんな風に背中を見せて子育てしてこられたんだなぁー」とまた違った一面が見られる場面も。


介護職をしていれば「老いを受け入れる」事は簡単でも、他の人はどうだろうか。

自分自身や家族の老いを目の当たりにした時それをすんなり受け入れて対応できる人がどれほどいるだろうか。


私はそー言った方々にもいざ介護が必要になった時に慌てないように気持ちの持ち方や対応策を伝えられるようになりたいと、姉のポソリと言った小さな本音に「ハッ」とさせられる出来事でした