今日の本の紹介は、西村寿行先生の“監置零号”です。この物語はべんごしがしゅじんこうなのですが、主人公の原田弁護士はイソ弁(やとわれの弁護士のことだそうです、本当にこの言葉があるのかはわかりませんが)で金にならない事件をよく扱うのですよ。

 完全黙秘した被疑者のことを監置××号と、この本の中では言っていますが、実際には××警察署留置番号××号 というそうです。監置××号は、西村先生の創作だそうです。

 その完全黙秘の被疑者を多く扱い、難事件の裏に潜む真実を暴いていくのです。普通弁護士先生は、金金金!!ですから(ごめんなさい、たいていの先生はそうなので…)お金にならない国選弁護人はあまり引き受けたがらないのですが、この原田先生は人間に対する深い興味と愛情で持って国選弁護士を引き受けしかも手抜き一切なしで任務にあたるのですよ。そのあたりが痛快ですね。

 最後には自分自身が監置零号となって、事件の真相を被疑者であるのにもかかわらず、特別弁護人として、自分自身の弁護にあたるのですから、さすが西村先生!!!こんな荒唐無稽なこと普通の人では思いつきません((笑))


監置零号 (光文社文庫)


うーん、表紙が出ていませんね。私も一番最近読んだのが20年ほど前でしたから、表紙のことはなど全く思い出せませんね。あ、ありました。でも表紙が違いますね。$ハローワーク職業訓練・パソコンマスター科卒業生のブログ
では、また。