出逢うまで(いつか必ず) 17 | シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説を書いています



家に着きウンスをベットに
横たわらせる。
頬を伝う涙の痕がすでに渇き
残っている。それを丁寧に
ぬれたタオルで拭いてあげていた。

「腰掛けさせてもらいますよ」

チェ氏はそう静かに呟くと
勉強机の丸椅子を運び
ベットのそばへと運び腰を
降ろし、眠るウンスの脈に触れる。

「良かった・・・ウンスや
目が覚めるまで側に居ても
構わないですか?」

応えは聴こえないがチェ氏は
ウンスの手を握りながら語りだす。

「ウンスや、聴いて欲しい事が
山のようにあります。
どれからにしようか?
そうですね・・・先ずは
俺がなぜ美容整形医になったか
からですね。
それはですねウンスと出逢うと
確信していたからなんですよ。
13の時、小さかった俺の前に
武士の姿で現れた男がいて
こう呟くんです。
『魂の片割れである
ユ・ウンスを探せ』と
そして俺はその男の生まれ変わり
であり、その記憶はいずれ
鮮明に甦るであろうとも…
15の時その男が言っていたように
記憶が一年程掛けて、16の時には
すべて記憶が甦ったんです。
ウンスをどれ程愛していたか?
分かりました。でですね
初めて出会ったあの場所を探し
あて、あの時ウンスは美容整形医院
を開業したいと思っていた事が
分かりました。で、俺は
美容整形医院を開業したって訳
なんです。記憶が鮮明になった
頃から、まずは雷功が溢れだし
次に神水、飛ぶように走れる
軽功と、なんて言ったらいいのか
分からないが・・・敢えて
言うなら分身術っていうのかな
身体はここに有っても…あ!
説明が難しくてさ・・・そうだ
ウンスが病院でオペしている
俺が止血したあれ!あれが
分身術なんだウンスが呼んで
気だけ飛ばす事ができたんだ。
今の所、こんな物かな・・・
気だけ飛ばす事ができる」

そんな話をしていても
ウンスの瞳は開く事はない。
ふとみれば口がごもごも動き
何かの言葉を発しようとしている。

「ウンスや、何か言いたいことが
あるのか?はやく目を覚まして
くれ。そしてウンスの言葉で
聞きますよ。ヨンと呼んで
くれたのは思い出したのか?」

「・・・そ、そ、こ、に、いる」

「おります!」

「ヨ…ン?」

静かにその瞳が開き天井をじっと
見つめ涙を流し始めるウンス。

「この屋敷は貴方と暮らした
別宅…?ずいぶん変わってしまった
んだ・・・ヨン?貴方は将軍に
なってあれからどうなったの?
私はあの男の毒でじわじわ
身体を蝕まれてしまって
子供を残す事が出来なかった・・
役立たずの妻で悲しい思いを
させてしまってごめんなさい。
でもね・・・これだけは本物
貴方…いえ、ヨンを愛していたわ」

前世の記憶が鮮明に甦ったのか
定かではないがそれだけを
伝えるとウンスはまた深い眠りに
入り、真相は聞けずじまいのヨンで
あった。


・・・・・

えっ!どう言うこと?
ウンスは思い出したの?
起きてよウンス~~💦

更新が空きました
すみません・・・残業が始まり
大変でした😅
空調設備のない工場での仕事は
辛いです。
汗が止まらない。
帰宅してから家事だし
女はほんまに辛い。
当たり前のようにテレビを
観てアハハハと笑ってる旦那よ?
手伝え!!😭
あんただけが仕事してるのか?
うちも食費入れてるぞ!
役割分担してくれよ!
っと、毎日心の中で
叫んで家事してるでんべです😢

ポチっとして下されば嬉しいです



にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村