出逢うまで(いつか必ず) 15 | シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説を書いています



郊外にある大きな石仏
皆の安泰を祈り今日も
微笑んでいるかに見える。
人の波が昼間はたえることは
ないが、街の灯りが落ちる頃には
ひとっこ一人いないのだ。

そんな中黒塗りの車が石仏の前に
停まる。中から男が一人
辺りをキョロキョロ見回し
降りてくる。サム医師だ!!

石仏の裏に目立たない入口があり
入るとそこは掃除用具をしまう
倉庫になっている。
身の丈20メートルはあると
思われる石仏の掃除用具も数があり
少し大きめな倉庫のようである。

「ファスイン!良くやった!
怪我はさせていないな?」

「当たり前さ、あたしを誰だと
思っているのさ?前世では
あんたに仕える程の腕を持って
いたんだ!まだまだ訓練が
足りないから火は操れないけど
これからも兄じゃから
離れないよ」

「その話はいい!
お前は記憶があっても
こっちは前世の記憶なんて
ないんだからな。ただウンスさんを
ものにしたいだけなんだ!
分かったか?!」

「ふふふっ、いずれ思いだすさ。
兄じゃは、すごい内功の持ち主
だったし、チェ・ヨンにも勝った
男なんだからさ。
諦めたらダメじゃない」

「そんなことどうでもいい!
患者として緊急搬送された時
医者としては不謹慎なのは
分かっていたけど、透き通るような
白い肌、絹のような滑らかな
触り心地、ものにしたい!っと
思ったんだ。こんな上玉
滅多にお目にかかる事ないから
男心に火がつきどうにも
ならない有り様なんだ」

「ふふふっ
兄じゃらしいじゃないか?
本能のまま欲しいものは
手に入れないと気がすまない
性格、ますます気にいったよ。
どうするんだい?ここで
やっちまうのかい?」

『サム先生・・・。
絶対許せない!!
あぁ~・・・やっぱり武道
いや…護身術?習うべきだった
かな・・・』

二人の会話が耳に入りウンスは
ふとそう思う。
意外と冷静に受け止めれたのには
自分でも可笑しい程だ。

「ウンスさん?猿轡外しますから
ぼくと話をしませんか?
約束してくれたら乱暴には
扱いませんし、どうです?」

こくこくと頷くウンスに
サム医師は、満足そうに笑みを
浮かべウンスの猿轡を外す。

「ぼくは紳士ですよ。
驚かせてすみませんね…話は
聴いていましたね?よい返事を
お願いしますよ」

「・・・呆れた。
サム先生は医師でしょう?
こんな事、許されるはずがない
は、そう思わない?」

「硬い事は抜きでお願いしますよ
ぼくは確かに医師ですが
一人の若者です。欲しいと思った
異性を手に入れたいと
強く願ったらファスインが
現れ望みを叶える変わりに
自身の望みを叶えて欲しいと
言うものだから、意気投合した
って訳なんだ。
ぼくはウンスさん…彼女は
チェ・ヨン君って訳なんだ
どう?交換条件なんだ
妙案と思わない?」

「はっ?あんなおばさん
好みのはずないんだから!
チェさんは誰にも渡さない!」

「おや?どうしてだい??
あんたまさか前世の記憶が
甦ったとかかい?」

「有るわけないじゃん!
ただ本能がそう言ってるの?
目隠しされてて気が
付かなかったけど、何?
その赤い服センスを疑うから」

「お黙り!バシッ!!
あんた、変わってないわね
芯は怖くて仕方がないのに
強気で立ち向かおうてする所
なんてあの頃そっくり!
兄じゃ?やっちまいな!
観ててやるからさ」

頬を殴られウンスは涙目で
ファスインを睨む。
威勢だけはあの頃と変わりない
ウンス。するとつかつかと
歩み寄りその顎を上げ
唇を近づけるサム医師の姿が…。


・・・・・

大変!!😭
ウンスの操が危ない!
ヨン?どこ!急いで🚄💨

今日から仕事です。
日本全国激しい雨が振り続いて
います。我が県も同じ。
被害が出ている地域の皆様
心よりお見舞い申し上げます。

二回目ワクチン接種が無事に
終わりました。熱も出ず
副反応もありませんでした。
良かった😅でもこれで
終わりではなく、気を引き締めて
いかないとコロナには
打ち勝てない・・・。
世知辛い世の中になりました😢😢

ポチっとして下されば嬉しいです



にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村