鈴蘭  56 | シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説を書いています



「あれは…父上様
母上様ではないのか・・・
それにあの大きな風呂敷は
なんだ」

目視できる所まで三人は近づいて
いた。
二人の遥か上空には紐で操る
大きな風呂敷がついている。
それは見たこともない代物であった。

「ヨンさ~ん!!
待てども待てども迎えに
来てくれないから押し掛けて
来ちゃったわよ~~ふふふっ
退いてちょうだ~~い…
そこを広~~く
開けてくれないとぶつかるわよ~」

母親の叫び声にヨンとテマンは
すぐに後方へと飛ぶ。
広く開いた市井のど真ん中へ
その風呂敷は二基無事に着地する
少々風に流され大きな風呂敷は
ふわりっと三人に覆い被さると
ヨンは、瞬時に駆け出す。
消えてしまうのではないかとの
不安感でいっぱいになっていたのだ。

「ウンス!ウンス!
俺を置いてどこへも行くな!」

「ヨン!」

声はするものの
大きな風呂敷を捲れどめくれど
その姿をなかなか見つけ出す
事ができないでいたが…。

「あ、ありがと…」

「ウンスや・・・」

そう呟くと優しい顔つきで
ひとめも憚らずぎゅっと抱きしめ
たのである。
どのくらい抱きしめていたのか
父親の咳払いで我に返る。

「ゴッホン!もう良いかな…
次ぎは私達に抱きしめさせて
くれないか・・・」

「・・・すみませぬ。
某としたことが・・・」

「いきなりだから驚いちゃった。
でも会いたかった~~。」

苦笑いを浮かべるヨンとは
対照的に満面の笑みを浮かべ
母親に抱きつきウンスは
喜びを爆発させていた。

「ところで…オモニ・・・
あのブラックホールはなんなの?
まさかオモニやアボジも
天門を操れたりして・・・」

「実はね…偶然今朝ね
高麗時代の大きな出来事か
載ってる古文書を
読みあさっていたのよ。
この時期に紅巾の襲来を告げる
一文を見つけて、心配になって…
だって、王様が王宮を明け渡し
ってあるじゃない・・・
それを知らせたくてヨンさんが
来ないかなって願っていたんだけど
姿を見せてくれないし
あの時、ウンスが連れ去られたと
警察で聴いていた石仏まで車を
飛ばして行ったの、そしたら
あなた方の言う天門が開いていて
でもなんだか真っ暗で真下に
滑るようになっていて
飛び込めないから、近場で
ハングライダーの店をみつけたから
急いで二機買って操作の仕方も
わからなかったけど
お父さんと二人飛び込んだって
訳なのよ。
お父さんったら車を操縦するのと
変わらないって、俺に任せろ
なんて言うもんだから・・・」

「むちゃくちゃじゃない。
違う世界に行っていたかも知れない
のに・・・」

「そうなの・・・あら、困ったわ
・・・でも、まっ、こうして
無事に高麗へ着いたしウンスにも
会えたわ。
でね、この紅巾を撃退する武器を
持ってきたの」

がさごそっとウエストポーチから
取り出したのは・・・・・であった。


・・・・・

皆様こんにちは。

国内でコロナ感染者が右肩上がりの
昨今、皆様は如何お過ごしで
いらっしゃいますか?
マスクをしていない方も
いらっしゃいますが、「頼むよ~
マスクしてくれ」
って、思いつつ電車に乗ることも
しばしばあります。

こうして仕事が休みの日は
一歩も出歩かず、家にこもる日々が
あとどのくらい続くのかと
嫌気がさします・・・。
皆様も十分気をつけてくださいませ


暦もあと一枚半となり
忘れてました。今年もやります。
「シンイで年越しを」
コロナ禍でおうち年越しを
される方是非お寄りくださいね~
って・・・てか、先に
参加をしてもらわないと(笑)
てなところで参加者を集いたいと
思います。

お題。

離別  (死別、円満な離婚??)
どちらでも構いません。

子はかすがい。

再会。

大病。(恋の病でも○)

一目惚れ。

あなたがテクニシャン。
(これは色んな意味で、うふふ😅)

喧嘩。

皆さん~~ふるってご参加
くださいませね。
コメント欄に一報ね~~💦

ポチっとして下されば嬉しいです

にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村