四半刻ほど眠ったのか
ウンスがむくりと顔をあげると
皆が目元を緩め見つめていた。
「ウンス…眠れたのか?」
「叔母様・・・わたしっら…
すみません…もう大丈夫です。
ヨンもごめん…貴方の体面を…」
「体面など気にせずともよいが
身体は大事ないのか?」
「うんっもう大丈夫…王妃様
すみませんでした…ちょっぴり飲み
過ぎたようです…若いころから
少し眠ればすぐに酔いが覚めるんです
特殊な体質のようでして・・・」
ウンスは申し訳なさそうに
王妃様に深く頭をたれ
チェ家に集う仲間を見回し
自身の頭をコツンっと拳で叩くと
愛らしい舌をぺろりと覗かせるので
ある。
「医仙様~~なんと言うか
とってもお年には見えません
俺と同じくらいかなって思います
お若くて可愛らしいです~痛って!」
「バシッバシッ」っと隣に腰掛ける
チュンソクの拳と長い腕をいかし
向かいに腰掛けるヨンの拳が
トクマンの頭部に炸裂する。
「トクマン!一度死んでみたいか!
ウンスを侮辱するなど俺に喧嘩を
売ってるも同じである
屋敷ではあれだ、表へ出ろ」
「ヨ、ヨン!やめて冗談なんだから
それにトクマン君と同じ年頃に
みえるって嬉しいことじゃない
だからお願い」
「・・・」
「ヨン!王妃様がおいでなのじゃ
凝らしめるつもりならば兵舎で致せ
よいな!」
別に侮辱したつもりのない
トクマンではあったが
その顔色は眼を見開いたり
かたやほっと肩を撫で下ろしたり
最後は卓上に、こてっと額を
おとしたのであった。
その後兵舎にて特別な鍛練が
あったとかなかったとか・・・
箝口令が引かれ、誰も口にする
ことはなかったのである。
>>>>>>
やっとアメーバライフ復活しました~~( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆庭とも様~
また遊んでくださいませ。
ポチっとして下されば嬉しいです
↓
![にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ](http://novel.blogmura.com/novel_koreandramasecondary/img/novel_koreandramasecondary88_31.gif)
にほんブログ村