テマンの反乱 10 | シンイ二次小説でんべのブログ

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よく回る口である
トルベはそう思ったに違いない。

「テマンが戯れであったと認めたのだ
トルベ?おなごの心根を掴むには
どうすればよいのだ?
あの方はしょっぴんぐとやらが
お好きなようだが何か買い求めれば
よいのであるか?」

手を差しのべられ起き上がったトルベ
の肩を抱きヨンは次から次へと
問いをぶつける。

「はっ?・・・俺に教えを乞うと?」

「嫌ならばチュンソクに問うが
あやつとトクマンの気配もひとつ
向こうの筋に感じる故」

「えっ?・・・」

トクマンはぴょんぴょん跳ね
背の高いトクマンをみつけようと
するが・・・無理な話である。

「ゴッホン…では御指南します
俺はそちらへんは誰より
優れていると自負していますから
俺を師匠と思い従って頂きます
いいですね?」

「相分かった…」

「では・・・医仙様に好いている
気持ちを素直に話すことから
はじめてみましょうか?」

「俺は医仙殿を好いておるのか?」

「はっ?今さらそこからですか?」

「わからぬのだ…気が付けば
あの方を探していた・・・
泣いてはいまいか…怖い思いは
しておらぬかと・・・なれど
俺が穏やかに
過ごせていただろう世から拐い
苦しい思いをさせておるのだ・・
そんな俺が口にしてよいもので
あろうか?・・・」

「隊長!男女間でそのような
ことは二の次です
好いておるか好いてないか
それだけですから!
わかりましたか?」

「・・・相分かった・・・」

「隊長!手にいれるべき
相手が彼処で不思議そうにこちらを
見てますよ…はい!回れ右!!
前進あるのみ」

催眠術にでもかかったのか・・・
ヨンは指示どおりウンスのそばまで
歩みよると・・・ウンスを抱きしめ
その胸に囲い唇を合わせたので
ある。
初めは驚き逃げようとしたウンスで
あったのだが…徐々に瞼を
閉じたのであった・・・。



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明日は応援出勤となりましたので
更新できても本編だけになると
思います…すみませぬ。

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