もうひとつの木春菊 9 | シンイ二次小説でんべのブログ

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幼いソマンの身体を青白いベールが
じわりじわりと包む。
ふと見れば小さな指先から溢れる雷功

「あっ!なんだ?この餓鬼も
内功を操ると言うのか」

「ソマン!駄目よ!そんな姿では
太刀打ちできないしその男も
内功の使い手なの…お父様も
何度も敵わない時があったほどよ
お願いソマン?やめて!
キ・チョルさん息子を離して
大事な私の息子なんだから
手土産でもなんでもなるから
お願いよ~」

漆黒の闇に木霊する悲鳴にも似た
ウンスの叫び声・・・。



そのころヨンらは・・・

『ん?この気は・・・
ソマン・・・気を高めよ
すぐに助けに参る!父を呼べ』

『とと?とと~~~~!』

チュホンに跨がり己の気を解放し
ソマンに腹のうちで語りかけるヨン。

ソマンのように読功の持ち主では
ないヨンは、下界でもこのように
語りかけ何度もソマンと愛しいウンスを
窮地を救っていたのだ。
それに応えるように幼いソマンも
父の腹を読みヨンを呼んでいた。

「よし!」

ソマンの気を間近に感じることが
出来たヨンは、チュホンの横腹を
蹴ると、一気に加速し先を急ぐので
ある。



「母上を手土産にすると?」





日に日に短い~(笑)
明日は旦那が仕事になりました
ちょっとは長めに描けるはずです
でも明日だけです~!あぁ~
しんどいわ~~・・・

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