めぐり逢い永遠に結婚編54 | シンイ二次小説でんべのブログ

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我慢出来ずウンスは
布団から抜け出していた


・・・・・

そっと皆が居る待合室へ向かう
と言うのも、寝ているウンスを気遣い
皆が自然に移動していたのだ



チャン先生も居らしたのですか
トギまでも…

チュンソクはしみじみ呟く
そんなチュンソクの姿に
トクマンが声を掛けた

隊長・・・


私の記憶が甦り部下にめぐり逢い
チェ先生にも、こうして会えました
俺は幸せ者です・・・
チャン先生やトギにも…
それにあの隅で勉強して居るのは
テマンですね!

私だけのけ者?

ウンスが
わざとおどけた物言いで会話に加わった

チュンソク隊長・・お帰りなさい

ウンスの言葉にチュンソクは
再び肩を揺らす・・

奥方・・
遅れて申し訳有りません
このぺ・チュンソク
ただいま戻りました…

チュンソクは改めて
ウンスに向かい礼をする

ふふ…
やだ・・チュンソクさん畏まって…
今は現代よ
あの時代のように
上護軍でも医仙でもないわ
医者同士なのよ
それにどう見てもチュンソクさんが
年上に見えるわ…
ヨンの前じゃ無理かも知れないけど
人生の先輩として私達を
引っ張って貰わないとね…ふふ

ウンスのおどけた物言いに
場が和んだ

そうだ、チュンソク先輩
ウンスの言う通りだ
肩肘張らずでんと構えていて欲しい

はぁ・・しかし・・・

チェ先生にため口など
滅相も有りませんし
自分には出来そうに有りません

チュンソクは眉を八の字に下げ
心底困った顔を作って見せた

プッ・・ハハハ

チュンソクの顔を見たトルベが吹き出す

皆が笑顔になり診療所内は
陽の気に満たされた…

ねぇ…ヨン・・

チャレの時期は診療所も休むでしょう?

えぇ…そのつもりだが

改めて皆でお祝いしない
このメンバーの再会を祝して・・
ね…お願い

ウンスのお願いに弱いヨン!

はぁ・・・分かった
その日はとことん飲み明かそう…
そして泊まって行け
但し・・雑魚寝だからな…

え?良いんですか泊まっても
いつも、さっさと帰れと蹴散らすのに…

バシッ

トルベが不意に発した言葉に 
ヨンの足蹴りがトルベの太ももに
命中し良い音が鳴った

いた・・チェ先生痛いですよ

ウォルが駆け寄るが間に合わなかった

チェ先生ひどい・・・

ヨンを横目で睨むとトルベに
向き直る

トルベさん…大丈夫ですか?
何処に当たりましたか
見せて・・
 
ウォルの心配している姿に焦るトルベ

いやいや大丈夫だから
これは我々ウダルチの一つの儀式
挨拶みたいなものだから・・・
アハハ…

トルベは甲高い笑い声をあげた

そうなの?

そうです…ウォルさん
俺なんかちょくちょく
頭を小突かれましたから

トクマンが笑顔で昔を語る姿を
目の当たりにして
少しは安心した様子のウォル

当時のウダルチでチェ先生の部下は
毎日大変だったんですね…フフフッ

ウォルに笑顔が戻る・・

ウンス先生…私もお邪魔しても・・

あら…当たり前じゃない
トギもよ…女性は強制参加
手伝いして貰いたいし…

ウンスは舌をペロッと出して見せた

ウンス!!

すぐさまヨンの激が飛ぶ・・

ふふ…なあに?

ウンスは慣れたもの
わざとおどけて振り返ると
一瞬で目の前が暗くなり
気付けばヨンの胸に囲われていた


そんな顔を人に見せるな!

プッ・・
おっ…お変わりない・・
ウンス先生の事になると周りが
見えなくなる・・

チュンソクの言葉に
うんうんと頷く笑顔の仲間がそこにいた


















































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