トルベが一段と酒を煽り
自慢の肉体美を披露すると
はしゃぎ出した…
こう見えても
俺は…ﾋｯｸ…警衛一の力持ちだったんだ～
ﾋｯｸ…ﾋｯｸ
ウォルが水を差し出すが受け取らず
酒を欲しがる…トルベ
悪人を右から左に投げ飛ばし…ﾋｯｸ
トルベは回りの冷めた目付きに
敏感に反応すると…
あれれ…誰も信じてないな・・ﾋｯｸ
さっと立ち上がり上着を脱ぎ出した
誰も信じないなら…ﾋｯｸ
信じます…分かりましたよ
だから止めて下さい…
ウォルが必死に肌けた胸元を
直しているが間に合わず…
とうとう上半身をさらけ出した
ぎゃ～…
きゃ～…
ウンスとウォルの
小さい叫び声が重なった
ウォルは自分の両手で
目を隠し俯いてしまう
ウンスの両目は
ヨンの手によって塞がれた
おぉ…いい体格しているな
ウンスの父は両膝に手を置き
上半身を起こし覗き込んでいる
トルベ！！
何している、早く上着を着ろ
は！…ﾋｯｸ
ヨンの一喝でよろめきながらも
慌てて上着を着る…
ヨン…見えないわよ
ウンスが文句を言えば…
見なくていいです
と直ぐにヨンは返事を返した
叔母とウンスの両親は
口元に手を置き笑いを堪えて居た…
良いじゃないか、ヨン君
カリカリする事はない…
ちょっと酒癖は悪そうだけどな
ハハハ
ヨンはウンスの手を取り外に出た
皆は黙って眼でそれを追う…
誰かがカーテンをそっと開けると
リビングの灯りが外に漏れたその先で
ヨンとウンスは肩を並べ
星を眺めている…
ふふ…大丈夫ですね
お父さん…あの二人なら・・・
あぁ…
その言葉に皆が頷いた
叔母様我が家でお泊まり下さい
今夜は二人だけに・・・
誰からでもなく皆で片付け出した
あれ…もう片付けてるの？
ヨンとウンスがリビングに
帰って来た…
えぇ…貴方達も明日は仕事でしょう
帰るわね…
叔母様ともっと話したいから
うちで泊まって貰うわよ
そんな・・・
ウンスはヨンの顔を見上げた
ヨンはウンスを見て
黙って首を左右に振る
ウンス…ご両親ともっと話がしたいから
泊まらせて貰う事したんだが…
分かりました…お義母さんもたまに
羽目を外して頂きたかったんですが…
また必ず来て下さいね
あぁ…必ず来るから
それぞれ帰って行く皆を見送り
ソファーにどかっと二人で座る
ヨンの肩にウンスが凭れた
疲れたわね…
えぇ…
お風呂入る？
えぇ…
ぷっ…なによ
何でもない・・・
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皆様いつもお寄り下さり
誠にありがとうございます
アンケートの集計が
出ましたのご報告致します
1 東京三票
2 京都十三票
3 九州(福岡)一票
2 京都に決まりました
皆様の希望に添うように
でんべツーリストが精一杯ご案内させて
頂きたいと思います
沢山のご協力誠に
ありがとうございました
(まだ先の話ですから…)
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本日午後20時に別館へと
ご案内致したいと思います
上手に描けませんが
宜しければお寄り下さい
午後からの更新は有りません
でんべ
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