めぐり逢い永遠に結婚編17 | シンイ二次小説でんべのブログ

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二人の新居は玄関に入ると
長い廊下があり突き当たりの扉を
開けると広めのリビングがある
リビングにはヨンが
ソウルのマンションで使用していた
品の良い調度品が飾られている
リビングには対面式のキッチンが
備え付けてある
キッチンに繋がる短い廊下の先には
トイレ、風呂、洗面台、
洗濯機置き場と水回りがある

リビングの端には
二階に繋がる階段がある
将来的に子供が出来て
玄関から二階に繋がる階段では
家族のコミュニケーションが
取れなくなるかも知れないと
ウンスの希望で取り入れた

リビングの右のドアを開けると
客間があり、二階には子供部屋が
三部屋と主夫婦の寝室がある
主夫婦のベットは大柄なヨンが
大の字になって寝ても
余裕のキングサイズが置かれてあった


さぁ…出来たわよ
軽く食べて頂戴
腹が減ってはって言うでしょう…

ウンスと母親が手作りのサンドイッチが
リビングに置かれた

みんなコーヒーで良いかしら?

ウンスがみんなを見回すと
テマン以外は頷いた

俺はジュースが良いです
あ!自分で取りに行きます…

テマンはすっと立ち上がると
冷蔵庫に行き缶ジュースを
持ってきた…

お母さん色々冷蔵庫に
積めてくれてありがとう助かるわ
後で請求してね…

良いのよ…気にしないで

そうだ…ウンス甘えとけ

そう…お父さんも
お母さんもありがとう


それぞれサンドイッチを頬張っている

テマン…部屋はどうだ
気にいったか?

叔母は優しい目元で見つめて呟く

はい!とても…後で見に来て下さい

サンドイッチを口いっぱい頬張り
まだ呆気ない笑顔で答えた…

テマン…俺たちにも案内してくれよ
お前の城を…

トルベは肘でテマンを
突っつき冷やかす様に言った
一方ヨンは感慨深げに部屋の中を
ずっと見回している
その様子が気になりウンスが
ヨンに声を掛けた

ヨン…食べてる?
口に合わなかったの

ウンスはヨンの隣に移動し
顔を覗き込んだ

いや…何だか今でも信じられなくて…
俺が家族を持ち家を建てたんだ
夢のようだろう

ヨンの顔は少し照れた様な
でも確りと未来を見据えていた

両親を亡くしてから
ウンスと再びめぐり逢うまで
長かったからな

大丈夫…私はここに
ヨンの隣に居るから…

そう言うとヨンをしっかりと抱き締めた

コホッ・・・
チェ先生…このトルベも
テマンも居ます…一人ではないです

トルベは立ち上がり
あの時代の上護軍にもの申す
槍使いトルベに戻り
両手の拳を血管が
浮き出る位に握り締め
緊張した様子で話している

トルベの言葉に
ヨンは口端上げるだけだった…












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