めぐり逢い永遠(とわ)に63 | シンイ二次小説でんべのブログ

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指輪間に合ったわね…

はい…ホッとしました

ウンス明日はこれを髪飾りに
使って貰えませんか…

え…どうしたの髪飾りは?

少し躊躇してヨンは…

はい…母の形見なんです

父が母との結婚式の時に
プレゼントした物なんですが
・・形は古いので
躊躇いましたが… 

まぁ素敵…形が古いなら
見合う髪型にすれば
良いのよ…ありがとう
使わせて貰うわ

ヨンに抱きつきキスをする

いよいよ明日が晴れの日だ

天気はどうかな…
私たちの二人の晴れの門出よ
快晴になって欲しいわよ

ウンス…ウェディングは
どうですか?仕上がりましたか…

出来てるわよ ふふ
明日の楽しみにしていて…
ヨンのタキシードは?

叔母が用意して居ます
要望は伝えましたが…

ベットの中で優しく
触れあいながら語り合う二人…

髪を撫でキスを落とす

さぁ…寝ましょう
明日は忙しく成りますよ

うん!お休みヨン

はい…



時は長月

澄みきった青空の下
極々身内の温かい結婚式が
始まろうとしている…

それぞれ叔母の児童養護施設に
集まって来た…

ウンスの両親は
新郎新婦より早く着き
世話しなく動き回っていた
叔母を気遣っての事…

スーパーの経営者兄妹の
料理も田舎の家庭料理で
ところ狭しと並んでいる…

上座には椅子が二つ並び
椅子の背には子供達が
一生懸命作ったのだろう
と思われるティッシュペーパーの
花がところ狭しと咲いている

食堂の壁にも椅子の花同様に
白、ピンクの花が沢山飾られ
新郎新婦の似顔が有る
お世辞にも
上手とは言えないが
心の籠った絵に参列した皆が
微笑むのだった…

新郎新婦は着替えてるのか…

叔母が聞けば…ウォルが答える

先ほどお着きに成りましたから
今は着替えております

間に合ったみたいだな

すみません遅く成りました…

会長、息子のミン、ノグクと
新郎のヨンしか知らない
客人が二人…到着した

会長…本日は忙しい中
参列して下さり誠に
ありがとうございます

ウンスの父が恭しく頭をさげた

これから末長く携わる
お二人ですから
喜んで参列させて貰いますよ…ワハハハ

会長の言葉にミンとノグクも
微笑みながら頷いている

して会長…此方のお二人は…

どうしても参列したいと
言うので連れて来ましたが
迷惑でしたか…

いや構いませんが・・・
ヨン君が知って居るのなら…

父は二人に歩み寄り

良くお出で下さいました

と会釈をする…

すみません…突然の参列で

構いません祝ってあげて下さい…

暫くして父がすっと姿を消し
ヨンが入ってきた…

おぅ~
ヨンの姿を見たスーパーの兄妹が
冷やかしの声を上げた

お前達・・・
何故此処に…
まぁいい後で聞く


客人二人はチュンソクとトクマンだった



さあ皆様…着替えが終わりました
入場して参ります…

温かい拍手でお迎え下さい

トルベの言葉に参列した
テマンが補佐に動き出す


どうやら進行係りは
トルベの様だ…






 






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