(前回の続き)初めてのゴルフ観戦、1組目のスタートを待っていると雨脚が強まりはじめた。

どうする、戸張 捷⁉️


というわけで、結論を先に言うと人生初観戦の日本女子オープンの2日目、雨天中止になってしまったのだ。なんて日だ❗


実はこの日一旦雨が小康状態になり予定より遅れて何組かはプレーをしたが再度雨脚が強まりやはり中止という流れだったので、私は肩慣らしで1組目の松田鈴英を数ホール見ることが出来た。中断中も戸張 捷が合間合間に状況説明をしてくれたり、クラブハウス前で待機するトッププロ達の姿を拝めたりしたので、貴重な体験かなとそこまで残念な気持ちにならずに済んだ。



というわけで翌日はうって変わって晴天のゴルフ観戦日和。予定通り小祝さくらプロに付いて回ることが出来ました。小祝プロの同組は西村優菜プロと吉田優利プロの豪華のメンツ。ギャラリーも多く付いてました。


今となっては細かいプレー内容は覚えてない⤵️

ただただ至近距離でお三方のプレーを見ていることに感動してました。ホール間の移動も選手と一緒に歩いている感覚で感激、小祝さんと小畑キャディーの会話を聞いて感激、良いプレーに「ナイスバーディー」と声をかけたら笑顔で会釈してくれることに感激、といった感じでした。


小祝さんは予選通過ぎりぎりのところでスタートも、2バーディー、2ダブルボギーといういまいち噛み合わないプレーで予選落ち😭良いショットは随所に出ていたと思うのですが2つのダボが痛かった。


この組では西村プロが8バーディー、0ボギーの圧巻のゴルフ。ただ小祝さんを追うのに一杯であまり覚えていない。パットがほとんど入るなぁという印象。


その中で魅了されたのは烏山城、名物ホールの17番ホールのあれこれでした。





ご覧のように、ティーショットでは着弾点が見えないような強烈な打ち下ろし、そして狭い。右サイドはクリーク。
グリーン周りは池に囲まれ2打目に大きなプレッシャーがかかるホール。
490ヤードのパー4。

小祝さんは右クリークにティーショットを打ち込みダボを叩いてしまったのです。
景観の美しさとは裏腹のスリリングな設定に魅了された私は小祝さんのプレー終了後17番ホールに舞い戻り後続組のプレーを見守ったのでした。

ティーショットが曲がり仕方がなく2打目レイアップする者、2打目距離が残ったが果敢にグリーンを狙い池に落とす者、圧巻の飛距離で楽にパーオンする者、とにかく悲喜こもごもが起こるホールで見ていて本当に楽しかった。
とりわけ凄かったのは2打目をきちんとレイアップして3打目をピンそばに付けパーとした西村優菜さん。飛距離がなくても各ショットが完璧で自分なりのマネジメントをしている、さすがトッププロといった感じだった。

朝から夕方まで女子ゴルフを堪能し心から満足した1日となった。携帯の万歩計では22キロ歩いていた。

クラブハウス前、練習場、練習用のパッティンググリーンとテレビで観ていた多くの選手を間近に見ることが出来た。それぞれの息づかいまで聞こえるような近接ぶりだった。
そういうものを含めた女子ゴルフという興行のパッケージそのものがとにかく楽しいと感じたのだった。

帰りのギャラリーバスの中で、すでに次回観戦に行ける大会を探しているのだった。(終)