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ひかりが欲しいから
ひとすくいの星たちを
じめんにうめて
「メメント、モリ」
きこえるはずのない
いたましいうたを
わすれないままで
魔女がはらんだ記憶が
のぼってゆく
うた、
「うたえないうたえない」
ちいさな瞳孔が
歴史をきざむ
はなれない
にんぎょうが、きこえない
りゅーとが、みえない
ぶたいじょゆうが、うたえない
しゃべれない、あいせない、
てを、むすべない?
(喉はすでに焼かれていて、喋れそうにない。きっと、そう、あなたと語らうことはもう、ない。目はどちらかが欠けていて、どちらかが泣いている。こころだけ、そこだけが一秒と一秒を繋ぐために、今を刻んでいる。愛や夢を説くことはもうできないから、ぼくは、ぼくは、ぼくは、)