№17 森友問題 自死した赤木氏の正義と うつ病を正しく理解

    するために

 2020.3.20

 

 週刊文春3/18日号で森友疑獄の中で、公文書改竄に関らされ、心身を病み2018.3.8に自死に至った赤木氏の手記と遺書が載った。

 アベ政権、財務省はすっとぼけているが、この手記により野党の国会での追及にもうやむやにされ、手回しよく事実を知っていた本省と近畿財務局の虚偽答弁でアベと明恵を守ったという事実が明白になった。

近畿財務局元職員の手記全文 / NPJ    3/18 大阪日日新聞 で手記の全文を読むことができるので参照してほしい。

 

 手記「はじめに」にはこう書かれている。

 

 私は、昨年(平成29年)<公務員の作成する文書は原則 元号作成日を示す。公文書であれは全て…筆者加筆>2月から7月までの半年間、これまで経験したことのないほど異例な事案を担当し、その対応に連日の深夜残業や休日出勤を余儀なくされ、その結果、強度なストレスが蓄積し、心身に支障が生じ、平成29年7月から病気休暇(休職)に至りました。これまで経験したことの無い異例な事案とは、今も世間を賑わせている「森友学園への国有地売却問題」です。

 今も事案和長期化・複雑化させているのは、¨財務省が国会等で真実に反する虚偽の答弁を貫いていることが最大の原因でありますしねこの対応に心身ともに病み苦しんでいます。この手記(ママ)、本事案に関する真実等の詳細を書き記します。

 

 そして後段では

1.森友学園問題

  -略-

2.全ては本省(財務省)主導

  本省から国会対応の資料、回答の提出を昼夜問わず求められるが、既に提出してあるも

 の多い。通常財務局が対応中の事案は動きのあるたびに本省と情報共有する立て目の報

 告するのが通常ルール。本事案は通常ルールに加え独特の個性を持ち国有地の管理処分に関わり有力と思われる国会議員に接するなどの相手… そのため社会問題になる前から動きの度本省に対応記録等資料を提出している。財務局が本省の了解なしに進めることはない。

 本省は詳細事実を承知している。

 (1)国会対応

   衆参両院・予算委のほとんどが野党の追及になっているのは、佐川が一貫して面会記 

  録(文書)は廃棄したという答弁が国民に違和感を与えているから。応接記録として行政上

  の記録として作成された文書(公文書…筆者加筆)は文書管理規則上保存期間は1年未

  満だが、実際は執務の坂講師料として保管するのが一般的だ。(桜を見る会の招待者、参

  加者名簿も同じこと言ってる。…筆者加筆)規則に従い廃棄したは(答弁)は財務省が判

  断。理由は細かな内容が記されているので財務省が学園を特別扱いしたと思われる。そ

  れを避けるため佐川(手記には職名が書かれている)が判断したと思われる。

 (2)国会議員への説明

   平成29..3月時点では本省は野党の資料要求に対し全資料を示し事実説明をするという

  姿勢だった。ところが佐川の指示により野党の追及を避けるため原則として開示しない、

  海自の場合もタイミングを後送りするという指示。

   また野党に資料提出する前には、国会対応のために(国会の意義は無くなった…筆者加

  筆)必ず与党(自民党)に事前説明(与党レク)し、与党の了承わ得た上提出するといルー

  ルにより対応されていました。(杉田補佐、近財楠管財部長などの説明)(議会制民主主義

  を無視した独裁でしょう…筆者加筆)

 (3)会計検査院への対応

   院の特別検査は29.4と6に受験した。(赤木氏が改竄を命令されたのは同年2月から)佐

  川の指示を受け本省から田村国有財産管理室長、国有財産業務課福地補佐企画課係長

  が派遣された。近財からの説明に本省幹部職員が補佐する対応がとられた。(変、普通本

  省が説明し具体対応の近財が具体詳細を補佐が普通 「2.全てが本省(財務省)主導」の

  事実を補足する愚かな事実です…筆者) そして、その際の本省の院への対応は

  ➀決裁書等は院に示さず本省が持参した資料の範囲内で4説明

  ②上記➀のみでは院の質問に説明できないとして田村が近財に保管されている決裁文書

    を使用して説明することはやむなし

  ➂応接面談他法律説明の記録等内部資料は一切出さない。院へは「文書として存在して

    いない」として説明するよう本省から指示

 

 その次に(注)が起こされていますが、これまでの手記内容と国会答弁の関係を示し、国民を愚弄する虚偽答弁を断罪したもの重要なので(注)全文を載せます。

 具体的になり、国会中継を見た人と見ない人では感想がが違うと思われるので、又文書量が多くなりますので手記の概要をまとめたいという考えから、読み飛ばしてください。

 

 (注)この時法律相談記録等の内部検討し利用が保管されていることは近財の文書保管課

   等(統括法務監査官、法務課、統括国有財産管理課(1)の全ての責任者(統括法務監査

   官、法務課長、統括国有財産管理官))は承知していた。

    したがって、平成30.2の国会で、財務省が作成した議員に開示した行政文書の存在に

   ついて麻生(手記には役職名あり)や太田(同様)(太田は佐川の後任…筆者加筆)の説

   明「行政文書の開示請求の中で改めて近財確認したところ法律相談に関係する文書の

   存在が明らかになった」(答弁)は明らかに虚偽答弁なのです。

    更に、新聞紙上に掲載された本年1月以降に新たに発覚したとして開示された「省内で

   法的に論点を検討した新文書」について本年2月19日の衆院予算委で太田が「当初段階

   で法務担当者に伝え、資料に気づく状況に至らなかった。法務担当に聞いていれば文書

    の存在に気づいていたはずだ」との答弁も全く虚偽である。(改めて自筆してみるとあり

   得ない答弁。司司、担当部署に聞かなかったから分からなかったなの組織しての役所で

   はかんがえられない話である。…筆者)

    それは検査(会計検査院)の際、この文書の存在は法務担当者に聞かなくても法務担

   当以外の訟務課、統括国有財産管理官は作成されていることを当然認識しています。こ

   れも近財は本省主導で資料として開示しないとの基本的対応(前出)の指示に従っただ

   けのこと。

    又、本省も報告され保管されていたことは上記にも記載されている本省と財務局との情

   報共有の基本ルールから明らかです。

    (ここに訴訟に踏み切った妻の言う「今も苦しんでいる人たち」の事実が示されている)

 

 今日はここまで

 

  (4)財務省の虚偽答弁

       本省が虚偽答弁を繰り返していることを再掲すると上記(1)国会対応、(2)国会議員、会計検査

  院への対応では基本的な対応スタンスが決められていた。

   特に(3)では本省から財務局に以下の指示がありました。

   〇資料は最小限とする 〇できるだけ資料を示さない 〇法律相談関係の検討し利用は「ない」と

     説明する。

   先の国会で連日取り上げられた佐川(役職名略)の国会答弁と整合性を図るよう佐川や局長の

  意向を受けた本省幹部による基本的な対応姿勢が全てを物語っている。

3.財務省は前代未聞の「虚偽」を貫く

  

平成301/28から始まった通常国会では、太田(佐川の後任)が佐川の答弁を踏襲することに終始し、国民のだれもが納得できないような詭弁を通り越した虚偽答弁が続けられている。

 現在地財内で本事案に関る職員の誰もが虚偽答弁を承知し違和感を持ち続けている。しかしながら近財は幹部をはじめ誰一人として腕章に対し事実に反すると金論を示すこともしないしそれができないのが本省と地方との関係で有りキャリア官僚を中心とした組織体制そのもの。財務省理財局国有財産担当部門には組織としてのコンプライアンス機能する体制にはない。

 

4.決裁文書の修正(差し替え)

  3/2の朝日新聞の報道、その後本日(3/7 自死当日)国会を空転させている決裁文書の差し替え事実です。元は全て佐川(略)の指示です。

 局長(佐川)の指示内容は野党に資料を示した際、学園に厚遇したと取られる疑いのある個所は全て修正するよう指示があったと聞きました。

 佐川の指示を受けた財務本省管財局幹部、杉田補佐が過剰に修正箇所を決め、杉田の修正した文書を近畿局で差し替えました。第一回目は昨年2/26(日)

 当日1530頃出勤していた池田靖統括官から本省の指示の作業が多いので手伝ってほしいとの連絡を受け役所に出勤(1630)するよう指示があった。その後3/7頃にも修正作業の指示が複数回あり現場として私は抵抗しようとしました。

 楠管財部長に報告し、当初は応じるなとの指示だったが本省管財局中村(略)はじめ田村国有財産管理室長角から楠部長に直接電話があり、応じることはやむを得ないといとし、美並近財局長に報告したと承知している。美並局長は本件について全責任を負うとの発言があったと楠部長から聞きました。以外にも松本管財部次長、小西次長の管財部幹部はこの事実をすべて知っています。

 本省から出向組小西(略)は「元の文書が書きすぎているんだよ。」と修正を悪いこととも思わず本省杉田(略)の指示に従いあっけらかんと修正差し替えを行った。

(大阪地検特捜部はこの事実関係をすべて知っています)

 パワハラで有名な佐川()がどこまで細かく指示したかはわからないが杉田()などが過剰反応して修正箇所拡大し修正した回数は3回ないし4回と認識している。これが財務省の実態

 

森友事案は全て本省の指示と本省の対応が引き起こしウソに嘘を重ねるという通常ではあり得ない対応を本省・佐川が引き起こしたのです。

 この事案は当初から筋の悪い事案として、本省が鴻池(自民 こんにゃく発言 既に死去)などのチン滋養を受けるところから端を発し、本省主導の事案で幹部レベルで議員等の要望に応じたのが問題の発端。本省がすべて責任を負うべきだが最後は逃げて近財の責任とするのでしょう。怖い無責任の組織です。

 

〇刑事罰、懲戒処分を受けるべきもの

 佐川理財局長、当時の管財局次長中村総務課長、企画課長、田村国有財産審理室長ほか幹部

  担当窓口の杉田補佐(悪いことをぬけぬけとやることができる役人失格の職員)

 

  この事実を知り、抵抗したとはいえかかわった者としての責任をどう取るかずっと考えてきました。事実を公的なしっかりと説明することができません。

 今の健康状態と体力ではこの方法をとることしかありませんでした。(55歳の春を迎えることができない惨めさと怖さ)

 家族を泣かせ彼女(妻)の人生を破壊させたのは、本省理財局です。

 私の大好きな義母さん、謝っても、気が狂うほどの怖さと、辛さこんな人生って何?

 兄、甥っ子、そして実父、みんなに迷惑をおかけしました。    さようなら

 

ほぼ書き写したような量になってしまいました。簡略化、抜粋をと考えましたが、余りの内容に引きずられてしまいました。

 手記ボア等にあるように赤木氏し平成292月~7月にかけ改竄に関らされ、7月にはうつ病の重症化により休職に追い込まれた。パワハラ佐川や小西のようにあっけらかんと修正や差し替えができる者はうつ病にはならない。

 もともと、官僚組織にいる人間が改竄などとすることは無いというのだろうが、時代劇を見ても「越後屋、外もなかなかの悪よの~」「いえいえ、お代官様ほどではァ~」のやりとり、誰でも知っているだろうやりとりがあるよう悪は組織がつくるのか、個人の資質なのか、組織の体質が作るのか、色々なのだろうが、時代劇では水戸黄門や大岡越前や、当山の金さんが出てきてやっつけてくれるが…

 そんなことはほとんどあり得ないから、そんな娯楽としての物語が当時も、明治、大正、昭和、平成、令和の今になっても庶民に楽しまれているのかもしれない。

 赤木氏についても楠部長が救いの主になれればよかったのだか… 本省からの圧力で従わざるを得なくなった。その上の美並局長までを巻き込んだ事案になってしまった。悲劇である。

 当然職を失うということの個人的な危機もあったに違いないし、職を賭して正義をと考えたこともあっただろう。が自分一人が正義を貫くことが近畿財務局全体の不利益わ招くことになる(本省の圧力により楠部長も、美並局長も本庁に従わざるを得なくなってしまった)。それを考え『ぼくの契約相手は国民です』の信条を自ら踏みにじり改竄に手を染める。またその犯罪に手を染めた自分を責める信条、本来の自分との毎日、一瞬一瞬との問いかけ、問答の重圧、意図するしないに関らず自らにのしかかってくる自分の中で゛解決できない問いに心のバランスを崩してしまったのだろう。逃げ場のない谷間に陥れられてしまったまま、誰の助けも求められず7月~翌年の3月まで苦しみ続けた。

 国会のやりとりを見ていても(私自身うつ病が重症化し病休、早期退職となり、少し改善の傾向機関になっていたため、国会中継を見ることができるようになっていた)ひどい内容だし、怒りがこみあげてくるほどであった。

 

 うつ病というのは外傷などの治療と違い治療の成果が目に見えるものではない。薬の力を借り極端な精神ストレスを和らげストレスの原因から心の中に現れることを遠ざけること、と同時に穏やかにすとれすの原因以外のことで物事に集中したり持続したりできる時間を増やしていくことですが、そううまくはいきません。ふとしたきっかけで頭の中が混乱して、私の場合は後頭部が締め付けられるようになり、頭を抱えて座り込みたくなるような症状の『ウツの発作』に襲われました。

 つまり、ドクターとの面談や面談を通しての投薬、症状による薬種の変更により状態を確認するしかない。つまり、じっと時間がたち自分の症状がどうなっているのか、待つしかない病気なのです。

 そのような状況が続くと、何とかこの苦しみから逃れたいということを考えるようになります。そうすると自死ということを考えるようになります。そして、苦しみの中で自死を考えることがいつの間にか日常になってしまうのです。

 川端康成、太宰治、三島由紀夫、電車、ビル… 本当にのめり込んでいくように考え始めてしまう自分に、ふと、気づくなんて言うことは何回もありました。我に返りオレは大丈夫か、アブナイと思ったことが何回もありました。当時の、今となってはなんとなくのかんもありますが一応の方法は「好きなバイクでフルスロットルでコンクリートの壁に激突する」でした。回復した今となってはバイクに乗るのを楽しみにしていますし、想像するとゾッとしますが、当時は本当に本気で一生懸命考えていたのです。そのとりあえずの結論で安心していたようにも思うし、うつ病でありながらあれ程真剣に集中して長い期間にわたり考えていた、集中していたねというのも確かなのです。

 私などは県教委に行って2月ぐらいで出勤拒否症状が出てきました。精神科に通い服薬治療をしながら2月までは何とか通勤だけはでききましたが、ついに妻にも詳しく説明もできないまま2週間の病休。上司の配慮で現場に戻してもらいました。以降服薬をしながら教頭の仕事を6年何とかやってきましたが、ケロ山特別支援学校に異動となり3ケ月、夏季休業前にバランスを崩し出勤ができなくなってしまいました。そのあたりはテーマ「うつの通」にやんわりと具体的に書いてあります。パワハラ上司のことも書いたと思います。パワハラなんていうのは相手のことをおもんぱかれないという事であり、教員としては決定的な欠格事項となるのですが、いるんですよ。弱ったメンタルにはその存在自体がストレスになり、対抗するなどできないのです。

 よく世間では、死ぬほどの覚悟があるのなら何でもできる(だろうに何故死んでしまった、対抗しなかったのか、辞めてしまい新たな人生を選択すればよかった)など言う人がいますが、それは自分の健康?な状態、経験から考えたことでしかなく、病気の種類や特徴を理解した上での発言ではないということを明言したい。もっと言えばそのような発言がよりうつ病の人たち話追い詰め、谷底に一人追い込み、救いようのない苦しみと苦しみから逃れるための負のスパイラルにおい頃のだということ。

 私は教員でしたしねある程度自分の状態を客観的にみることねドクターに説明することができたので助かったと思っています。が、その辛い経緯の中で私を救ってくれた言葉を紹介します。

 精神科病院の待合室での話。「私さあぁ。正月休みがあるんだけど、仕事しないで一人でずっといると落ち込んじゃうし、先生に相談して入院させてもらおうと思ってんだ」でした。この人がどのような理由で通院しているのかは知りませんが、その時こう思いました。

 そうか、危ないと思ったら真っ先に病院に行って「入院させてくれ」って言えばいいんだ。あるいは、アブナイと思ったら何しろ病院に駆け込め場いいんだ、でしたる少し気持ちが落ち着いたことを思い出します。そして、とりあえず強い薬を処方してくださいと頼み、朦朧とした日々を過ごせばとりあえずはいい、と。

 で、こんなことを言って赤木さんの自死を批判する者ではありません。手記の終りにも書いてありますようにうつ病というのは一つの症状としては積極的に何かをしようと言う意欲を失う病でもあります。抵抗するなどできもしませんし、抵抗することを考える子こと自体がストレスになり更なる落ち込みを誘発します。

 赤木さんは抵抗た事実(正義)と、信条である(あった?)『僕の契約者は国民です』という信条と、改竄に関ってしまった事実とその責任をどう取るかという、谷の中の暗闇で、自身の役人としての使命と、家族の一員としての役割と、近財の上司・その他に迷惑をかけずどう責任を果たすのかということを8か月の間に赤木さんなりに突き詰めていった。事実を公的な場でしっかりしと説明することはできません、というのは事実だったのでしょう。自らの健康状態では区の方法しかありませんでしたね、というのも私たちが理解するよう努力すべき事実でしょう。

 ウツ病の経験のある私としては、これだけの文章を、思い出したくない(思い出せばウツの発作を誘発する、佐川の顔を思い出せば気分が落ち込む…)事実を克明に記しまとめるというのは至難の業で有り、どれだけ強い責任感と強い意志の持主であったか、ということを思わざるを得ません。

 うつ病になりドクターから聞いた大切なキーワードを紹介します。病休を取るということは、うつ病になった原因から遠ざけること。

 そしてどう過ごさなければならないかというと

 【時間の過ぎるのに身を任せ、自分のやりたいと思うことだけを決して無理をせずにやること。決して『ねばならない』と思うことをやってはいけない】です。 でした。だから今いるのか。

 最後まで自身の責任を突き詰めていった結果なのでしょう。強い意志がなければこれだけの文章は書けない。

 正しい意志を踏みにじり死に追い込んだ、魔の財務省という組織。麻生もアベも当事者であることをわかっているのでしょうか。意識ある国民の皆さんは、野党を批判する、任せるのではなく、声を上げ国を正しい方向に変えるべきでしょう。野党はあてにならないという理由は不正のパンデミック・ジャパンには当てはまらない暢気思考だ。

 全世界の人たちがSNSで見ている。こんなに野党の質疑の裏付けとなる遺書が出てきたのですから、アベ政権の非民主主義的体質が明らかになったのですから。加計問題についても『総理案件』と言われていたのですから。日本はいつの間にか役人を踏み台にして、死んでしまっても、別に関係ない政治になってしまったのかる人権だ何だと言って、中国や北朝鮮を批判できる立場には今いない。

 正義とはどういうことなのか。赤木氏の生きざまを現在の日本人としてどう理解すべきなのか。一人の財務局官僚の死を通し、アベ事務所も、下の関のアベ後援会の日本国民の皆さんも、考えるべきだ。虚偽答弁をした佐川や麻生や太田などや籠池や明恵やアベを批判することは誰でもできる。上っ面で無責任な言葉を連ねればできるからだ。残念ながら、批判するだけでは日本の政治は変わらないということを理解すべきだ。アンデルセンも理解できないだろう、何回言われても自分が裸だと認めない裸の王様と、王様が裸だと認めない取り巻きにより国政が行われているからだ。