仕事が早くかたづいた
昼飯、何にする? 相方にきいた
何でもいいよ! まあ、あたりまえの返答である
相方より、自分は立ち場が上
主導権は自分にある
「最強の立ち食いそばを食わせてやる!」
そう豪語し、メモしてた住所をカーナビに入力した
○○町3-2-18
着いた! 見つけたコインパーキングに車をいれた
立ち食いそば食うのに、有料駐車場!
気合の入れ具合がどれ程か、相方に伝わる
得意満面で暖簾をくぐった
んんんっ! 仕入れてた話と様子が違う!!
そこは端正なお兄さんが一人で切盛りの店
(おばちゃんとおじちゃん二人のはずだ?)
券売機?(おばちゃんに注文するんじゃなかったっけ?)
メニューも違う!(天麩羅盛り合わせを楽しみにしてたのにそれがない!)
(店が代替わりしたのか? おかしい?)
相方には動揺を隠しつつ、かき揚げそばを券売機でポッチと注文
でてきたそばが以外にうまい!かき揚げも及第点
(ますます違う! 聞いてたのは、そば本体は並! 天麩羅は究極のはず? 逆だ?)
食べ終わり、窓の外を見ると、立て看板が目に入った
ガーン! 店名が違う!!!
カーナビが案内した店は、別の店だったのだ・・・
肩を落とし店をでた
「どこが最強の立ち食いそばなわけ?」
あきらかに格下と思ってた相方がぼそっとつぶやく
もはや立つ瀬がない
車に戻ってメモを見かえす
○○町3-2-10
10? 入力したのは18番地、単純な入力ミスをしていた
あきらかに格下と思ってた相方の顔にかいてある
「何やってんだか?いい加減にしろ!」
それにしても間違った先が、別の立ち食いそば屋ってのあり?
間抜け具合にも程があるってもんだ・・・
後日、リベンジした
評判通り、最強だった
当然、相方に奢らされたのは言うまでもない