第三問 私達の技
 
 
 
 
『行くよー。』
坂本さん達がグラウンドの横で見ている中、私はボールを蹴りゴール前に向かう。
明久「技ってどういう感じなんだろうね?」
雄二「あいつらのことだ。かなり凄いんだろうな。」
明久「…だね。」
ゴール前に来て、ボールを軽く上げシュート体制に入り技を発動する。
『スパークキャノン!!』
放電したボールが大砲のようにゴールに突き刺さる。
そして、サンダーバースト、フライングスターと次々に技を出す。ヒロトの流星ブレード、スーパーノヴァ、晴矢のアトミックフレア、風介のノーザンインパクト、2人のファイアブリザード、リュウジのアストロブレイク、晴斗のファイアアタック。様々な技を発動。坂本さん達は唖然として私達を見ていた。
『…って感じです。この他にも、沢山あるんですけどね。』
明久「うええ…凄!」
雄二「…なあ、その必殺技とやらは俺達も出来るのか?」
坂本さんが質問してくる。…坂本さん達もか…。でも…
明久「出来るわけないじゃ『多分、出来ると思いますよ。』ホントに!?」
『はい。皆さん、運動神経だけは良さそうなので。』
秀吉「“だけ”とはなんじゃ、“だけ”とは。」
『いえ、何でもないです。』
受け流す。
 
そして、そんなこんなで小一時間経過。
 
明久「スパイラル…ショット!!」
明久はスパイラルショット、雄二はドラゴンキャノン、秀吉はリフレクトバスター、美波はローズスプラッシュ、瑞希と翔子はバタフライドリームを習得した。
雄二「俺達でもやれるもんだな。」
明久「そうだね。これであの鉄人もやれる!」
「誰がやられるって?」
何処からか声がした。明久は、「この声は…!!」…なんて、どっかの漫画の台詞か。
西村「ふん。お前らなんぞに負けるわけがない。」
明久「勝負だ!鉄人!」
西村「…その前に。」
西村先生…もとい鉄人が急に止め、私に話しかける。
西村「お前は高橋先生と同じで総合科目の承認が出来るみたいだ。お前が承認してくれ。」
…つまり…
雄二「この場合、柊が高橋先生ってことか。」
ってことか。(←
まあ、そういうのなら別に問題ない。
私は、(仮)試乗戦争の承認をした。
『科目は総合!承認します!』
 
「「試獣召喚!!」」    サモン
 
─数十分後─
 
 明久は見事に完敗し、鉄人とともに補習室へ行った。全く、明久は本当に馬鹿なんだから…。
 
そんなことを考えていると、坂本さんが急に思いついた様に話しかけてきた。
雄二「そういや1週間後に、学園祭があるんだが…一緒に出店してみないか?」
学園祭か…。なんか面白そうね。
私達は坂本さんの提案を快く引き受けた。
 
 
『そうだ。出し物は…』
 
彩芽は、黒い、妖しい笑みを浮かべた。風介は何かを察したのか、今にも逃げ出しそうだ。
 
『…“女装男装”喫茶店で♪』
 
─1週間後─
 
楽しい学園祭のスタート!