『いい?まずはチョコをみじん切りにする!』
ったく、少しは料理を覚えろよ。なんで私が教えなきゃいけないの。
晴矢「めんどくせーな。そのまま溶かしゃいいだろ。」
リュウジ「おい、晴矢!」
『よし、晴矢。まずはお前からみじん切りにしてやろう。』
晴矢「うわぁぁ!わ、わかったからやめろ!!」
油断も隙もありゃしない。
立向居「じゃあ、俺がチョコを細かくしますね。」
『ん。頼んだよ。』
立向居「頼…!は、はい!!」
綱海「立向居!包丁落とすな!」
…任せて大丈夫か心配だ。
『円堂はお湯用意して。』
円堂「おう!…で、お湯って何に使うんだ?」
改めて円堂はバカだと思い知らされた気がする。
『チョコは湯煎で溶かすの。』
円堂「湯煎?」
『もういいです。』
どんだけバカなんだ。ホントにサッカーしか頭にないのか。
立向居「………。あの!出来ましたよ!」
うおう。びっくりしたー…。…あれ?なんか不機嫌。立向居にしては珍しい表情だな…。
『あ…うん。ありがとう。』
リュウジ「溶かすのは俺がやるよ。」
『了解。よろしくね。』
リュウジ「任せろ!」
リュウジは難なくこなす。まあ、簡単なことだけど微妙に気を使うんだよね。溶かすのって。
晴矢「あー…。めんどくさ。つか退屈。」
……ごめん。珍しく大人しかったから忘れてた。『晴矢は何もしなくていいよ。』
晴矢「はぁ?どういうことだよ。」
『サボってていいってこと。』
晴矢「マジで?ラッキー。」
だって何かやらかしそうなんだもん。
リュウジ「出来たぞ。」
『おー。ありがと。じゃあ、型に流して固めるだけだね。』
 
──1時間後──
 
綱海「固まったみてぇだぞ。」
円堂・リュウジ「おおー!」
立向居「すごいです!さすが柊さんです!」
『んなことないよ。あんたらも頑張ったでしょ?』
晴矢「俺のおかげだな!」
『あんたは何もしてないでしょ。』
何をほざいてんだよ。
晴矢「…ふん!」
ったく。
『あ…チャイム。さ、片付けて昼ご飯食べなきゃ。』
 
 
 
 
 
 
 
 
ドッキドキの昼ご飯へ続く!