3~4時間目は家庭科。私の得意分野。……家事全般は出来るんだからね!
『今日はチョコ作りか。男子がチョコ、ねぇ…。』
塔子達女子は張り切ってるけど…。
男子達はなんか微妙な顔…でも約3名は女子同様張り切ってるけど。
ヒロト「円堂君に…。」なんだ、ヒロトはホモか?
吹雪「なんか楽しそうだね~。」
吹雪は相変わらずだし…。
佐久間「鬼道さんに!」
鬼道「いや…佐久間。なんか方向性間違ってないか?」
うん。流石鬼道。その通り。
なんか…今更だけどこのクラス、変人が多いと思う。…ま、別にいいか。
それより…
『チョコ…そっか、バレンタインか。』
バレンタインと呟いたら、全員が一斉に私の方を向いた。なんだ?そんなに欲しいのか?
『…わかったよ…。全員あげる。』
今度は一斉に嬉しそうな顔。別にチョコなんて誰からもらっても一緒なんじゃないかと思うのは私だけだろうか。
『さ、作るか。えっと最初は…。』
チョコを刻んだり溶かして固めたりとてきぱきと作業を進める。
塔子「彩芽ってすごいな…。」
秋「私より上手…。」
夏未「見習わなくちゃ…。」
リカ「う~!負けてられへん!」
なんか視線が…。
春奈「え?あれって普通じゃないんですか?」
 
女子「「………。」」
 
『やるわね、春奈。』
 
──1時間後──
 
『よし、綺麗に出来た。』
うん。けっこう良い出来だ。
まだ出来てない班は…
『リュウジ達か…。』
リュウジ・立向井・晴矢・円堂・綱海の班だ。
綱海「おい!立向井!それ砂糖じゃなくて塩…!」
立向井「え?」
あちゃー…。最初から作り直しか…。大体なんで不器用な奴ばっかり…。
『あんたら不器用過ぎだろ…。ほら、豪炎寺とか風介を見ろ。不器用そうなのにものすごい勢いで作ってるぞ?』
豪炎寺は大体分かるけど風介は意外だ。ってか、なんであんなに意気込んでるんだろう。風介。
晴矢「風介のくせに生意気なんだよ!」
『チョコを作れてる風介の方がマシだ馬鹿たれ。』
また喧嘩しそうだったから引きずって止めた。
晴矢「馬鹿たれってなん『はいはい。』だよ!!っておい!」
円堂「料理なんてしたことねーしなぁ。」
綱海「ほとんど親任せだかんな。」
立向井「手伝ってはいますけど…。」
リュウジ「料理は元々苦手で…。」
だめだこりゃ。
 
 
 
 
 
 
 
4時間目(後半)に続く!