この世界で病院って意味があるのかな?
って思えるぐらい、閑古鳥が鳴いているような毎日だった。
閑古鳥って、どんな鳥かわからないのか、忘れてしまっているのか?と、考えていたぐらいだ。
たまぁ〜に来るぐらいで、
病院を必要としないのが一番なんだろうけど、、、
今回はなんかすごいのきた!?
「ハトさん?ここに来るなんて珍しいですね。どうしました??」
ハトさんがここに来たのは、おそらく最初の問診をした時以降ではないか?
まぁ、殆どのヒトは、お手伝いとか用がある時以外では来ないので別に珍しいというほどではないが、
彼女はヒト前にも滅多に出て来ないので普通に疑問に思ってしまった。
「あの、コレ、、、治せる?」
そう言って差し出してきたのは、
「てぇぇええええ!?」
ハトさんの右腕があった。
サーコさんがすぐさま手と治療セットから包帯を出してハトさんに駆け寄って対応していた。
フツーに考えたら、治るなんてありえないが、この世界なら…??
「なんでこんななるまでほっておいたんですか!?」
など、治療中に私はしばらくハトさんに説教をしてしまった。
その最中に、少し笑ったように見えたので、余計に怒ってしまっていた…後々言い過ぎたと反省しています。