聞いたことがある。
自分の過去を思い出して絶望したヒトが来るというヨミヲミタマチ。
気が付いたら俺はここに来ていたのかな?
なんか、見覚えがないところにいたので、そう思ってしまった。
そんな俺を知ってか知らずか、なんか赤いのが牙を大きく出すように笑いかけてきた。
「…なに?」
話せないのか、反応はあるも、身振り手振りで何か訴えてきていた。
なんとなくで、そのアカイノの言うことを聞いてあげていた。
なんでだろう?
このコのことを無視できない。
なんか、、、誰かに似ているな?
まだ思い出していない誰かか、それとも、、、
そんなことを思いながら、俺は紫色した大きな水溜りにアカイノを担いで入っていた、、、

