その時持ったダガーナイフは、ゲームの時に持った感触と同じモノであった。しかし、重さがズッシリと感じられた。
ナイフの入手は成功!
アイツは!?
振り向くと、影とシトウの姿はなかった。
慌てて辺りを見回していると、すぐに少し離れたところで破壊音が聞こえてきた。
「あっちね!?」
…失敗した。
ヤツを引きつけるためにオレ(オトリ)がすることは二つ。
気を逸らすことと、気を向けること。
大半の場合は二つ同時にする。もちろん俺はそうした。
コトバが通じるかとわからぬ相手にとれる手段は、接近して攻撃があたるぞと思わせること。
つまり、邪魔者をすぐに消せると思わせることだ。
作戦は上手く行った。
一つを除いて…
攻撃力は高いが、攻撃速度は遅いため、生身でも十分避けられる。
が、それはあくまでも相手に集中しているため。相手の攻撃によって破壊されたコンクリートの破片にまでは気が回らず、油断したところをドン!だった…
「シトウ!?」
「ごほ…あ、阿保が。せっかくの奇襲のチャンスを不意にしやがって」
口の中に溜まった血をノノに悟られぬように咳き込んでから軽口まじりに本音を言った。
「大丈夫のようね」
ガードはしたし、受け流しもしたが、身体が麻痺する程度のダメージが残っていた。
おそらく骨が折れるまではしていないだろうが、、、
彼のそんな様子を見て、戦闘不能と判断し、影と対峙した。
「チカラが全てと思うな」
彼が何を言いたいのかわからないが、今は影から眼を離すわけにはいかない。しかし、集中しきれず、耳は彼の方に
「全てがチカラだ。いや、全てでチカラだ」
いや、違うな
と、ぶつぶつ言い、要領を得ない意見にイライラして、ついに
「何が言いたいのかハッキリしろー!?スパッとズバっと言えんのかーー!?直球でこいや!!!!?」
もう、どこの方言かもわからず、私はキレた。
びっくりした顔の彼は、小さくすいませんと謝ってからキッパリと言った。
「近付いたらすぐ斬れ!」
何を言いたいのか、その一言にいくつもの考えがあるのはわかったが、
その1/10も理解はできなかった。
でも、
「わかった!」
と、力強く答えた!
はい。
どうも皆さん、お羽よ〜ございます( ̄▽ ̄)
時間があいてしまい、内容覚えてへんじゃね?と思う一羽です🪶
まぁ、でも、やるんですけどね💦
謎の解決って、難しいんですよね(⌒-⌒; )
次回!
3-9『噂になった二人』

