「結論から言おう。開け方は教えてやんねー」
「…は?」
シトウの言葉の意味がまるで理解できず、すごくマヌケな顔で口に出していただろう。
「あ、あぁ、言わないで、実際にやってみせるってことね」
「いいや。俺はある程度の説明と注意、ついでに確認しに来ただけだ。」
じゃあ、入り方の説明も〜っと続けると、それはしないとキッパリと断られた。
「ネックレス返したじゃん!」
「本来は素直に返すもんだ!」
説明するだけ、ありがたく思え。と、補足すると、何も言い返せずに悔しさを堪え、兎に角聞くことにした。
「俺が白炎だと言ったことは、お前の警戒心のなさからだ」
まさか騙して部屋に入ったところを襲う気なのか!?と、警戒すると、それを悟ったのかシトウは呆れた様子で
「確かにそういう意味でも警戒心がないな。俺が言いたいのはゲームの方だ。あのゲームを簡単に現実(こっち)で口にするな。俺を疑っていたとは言え無用心過ぎだ。」
彼の押し付けるような物言いに、少しカチンときて言い返した。
「何よ!別にいいじゃない!?例え間違えても私が頭のイカれたヤツと思われるだけなんだから!」
「イカれたヤツというのは肯定するが、思われるだけでないとしたら?」
「…?」
「黒い扉の噂が、なぜ真実にも関わらず噂止まりなのかわかるか?」
少し考えてはみるも、わからず首を横に振った。
「話した者の多くは消されたからだ。」
「消され…殺されたってこと!?」
ノノは一瞬頭が真っ白になった。
そこまで危険なことだとは考えもしなかったからだ。
「まぁ、多くだし、消されたと言っても、実際に死んだ者は少ない」
「…ちょっと、冗談言うのはやめてよ…。」
少し戸惑いながらも、誇張して言っているのではないかと思ってきた。
しかし、彼の表情は真剣そのもの。
「最近、自殺者が、減っているってニュースが、よく取り上げられるのは知っているだろ?」
急に話が変わって戸惑いつつも頷いて答えた。
「代わりに、行方不明者が増えている」
何が言いたいのかが想像ついてしまい、声を出せずにいた。
「それと、原因不明の意識不明者もだ…半分はコレになり、もう半分は、ゲーム世界に閉じ込められた。これが、噂止まりの原因だよ」
「いっ、、、一体誰がそんなことを!?」
現実離れしたような話に、真偽もわからない。
ただ、彼の表情からは、嘘とは思えず、顔を青くし、身体の震えを必死に堪えて聞いた。
しかし、返答することなく彼はそのまま帰ってしまった。
止めることもできず、むしろ出て行ってくれたことに安堵してしまっていた、、、
はい。
どうも皆さん、お羽よ〜ございます( ̄▽ ̄)
イラストなしで載せるのに抵抗のある一羽です🪶
なので、、、なんかテキトーなイラストを…
はい。
次回は、いよいよ第三話目に入ります(笑)
次回!
第三話(の表紙)『のぶのない部屋』

