あのサキアを刀で一刺しすることに成功した。

これで倒したなんて思えない。
こんなチャンスはもうないだろう!!

すぐさま滅多刺しにした。

すると背後から


残像よ♡


と左肩…耳元に囁くヒトの声が

すぐさま振り返ると、そこにはサキアがいる!?


先程倒したのは、残像?!
それにしては生々しい感じがあった。

倒れたサキアを見てみたら、そこには確かに存在している。


改めてそこで笑うサキアを見ると、


冗談よ。
いくら偽物とはいえ、私がヤられるシーンを見るのはいい気がしないわね。


ニセ…もの?


目の前のサキアは、ケラケラと笑うし、よく喋る。
先程倒したサキアの方が威圧感もあったし、どちらかといえばコイツの方がニセものでは?と思える。


しかし、管理者だというのに、こんなに散らかしたり破壊して…
困ったものね。

と、つぶやいてから、指をパチンとしたら、


切れて倒れた本棚や本たちが何事もなかったかのように一瞬で元通りになっていた!?


は!?

げ、幻影???


全く、失礼ねぇ〜
私の方を偽物だとか思ったり、とか


と、ニンマリと笑ってこちらを見るサキア。
私は彼女の方が偽物だと思いはしたが、口にはしていない!

この薄気味悪さと、超常じみたチカラ…
本物だろう。


まぁ、イレギュラーな存在が二つも生じているからね。
仕方ないといえば、仕方ないし、、、
アナタをここから、、このトオからいまなら出してあげてもいいけど、どうする?


そう言って手を差し伸べてきた。


活性化の魔法があれば、彼を動かすレベルまでは可能だろう。
この先、死者蘇生の魔法を得られるかは可能性問題であり、
その上、このトオから脱出しなければならない。

この条件を満たすことは、かなり難しい。
なら、一度出てしまうというのも、またチャンスなのではないか??

しかし…






>サキアの手をとる

>サキアの提案を断る

>…



はい。
どうも皆さん、お羽よ〜ございます( ̄▽ ̄)


サキアさんは書いていて楽しい一羽です。

描いても楽しい^ - ^


カッコいい女性って、いいですよね✨
でも、サキアさんは、カッコいいというか、ふざけている余裕と楽しさといか、なんというか、、、なんでしょうね?(笑) 

魅力的なキャラを描けているようなら、作者として嬉しいことですな^ - ^