ある目的でここへやってきた。
このような目的でここへ挑むヒトは、初めてだろう…




なんだろうこの女性。
何か違和感というか、そもそも違和感しかない。
まるで人間じゃないみたい。
これが噂のサキアなんだよね?
あの其一様のいるトオに不釣合いなほど、妙に上品な
それでいて口の端から感じられる
人の不幸のみを喜ぶような冷たい笑顔。
『トオへの挑戦かしら?』

「あの…」
「この男性は来ませんでしたか」
スマホの写真を見せて訊いてみた。

『ふふ。それを聞いてどうするのかしら?』
目深に被った帽子をずらすことなく、
スマホの写真には目もくれずに楽しそうに質問で返してきた。
これは絶対に知ってる言い方だ。

「もし入ったなら、私も行きます!」

『ここに来る人はね、いろんな事情がある』
『死ぬため、生きるため』
『夢を掴みに来る人も、悪夢から逃げてくる人もたくさんいる』
『どんな理由だろうとそれは自由よ。ここには自由があるのよ。』
『だからその自由を奪うようなことは本当は教えないんだけど』

「…」
何を言ってるんだろう。
それがもう答えだと思うんだけど。

『そうね、入ったわ。この一八が多分そうよ。』
『でも、もし勘違いで別人だったら?』

もし…なんてないわよね?
私を試してるのかしら。
入ったら出られない。でも入らなきゃもう会えない。
「…絶対にその人です。行きます!」


『ではこちらにお名前をどうぞ』
『うるるさんね。魔法はどうする?』

「じゃぁこれを」
カードには、ハートに手を伸ばす女の子の絵と「あなたのそばに」と書いてある。

『みつかるといいわね。行ってらっしゃい。ふふふふ』

ところで魔法ってどうやって使うの?
まあいいわ。とにかく捕まえてみせる!
鬼ごっこは昔から得意なのよ。勘も、足の速さも、誰にも負けない。
「そぉーーーーーーーくぅーーーーーーーーん!!!」
逃がさないわ





はい。
どうも皆さん、お羽よ〜ございます( ̄▽ ̄)


魔法のカードの設定を変更してしまう一羽です。

いや、魔法のカードは、文字が書いてあると載せていますが、カードに書いてある文字と絵の二つがある。
そして、絵を見た時点でそれが何なのかを理解できるというものにしようと(^^)/

そう考えると、今までの選ばれたカードのイラストも描いてみたいな\(//∇//)\


はい。

既に予想されている方もいるでしょうし、タイトルにも載せているように、
あのNBPPさんの作品の裏話(うるる視点)ですね(^^)/


ヤミと思われている彼女。
本当にヤミなのか?闇なのか?病みなのか?誤解なだけだったのか?


真相解明編みたいですね(笑) 

こちらのお話も以前の一八くん編と並べて見ていくと面白いと思います^ - ^