▶︎駒子の取引にのる
命がけで戦ってくれ、脚までも切り落としてくれた駒子さんに、御礼をする。
取り引きだからといって、あんなことまでしてくれた。しかも、俺が約束を守るかどうかもわからないはずなのに、、、
岬の切られた足は、死体から切り取った足とくっ付き始めた。
そして、岬本人の意思で動かせている。
何やら、足の中が痒いようなムズムズして気持ち悪い感じがすると言ってはいるも、回復してきているようだ。
回復とは言え、他人の、しかも死体のものであることが、精神的に受け入れられるかも不安である。
俺は、死体から切り取った左足を持って、一人走りながらそんなことを思っていた。
三階では、駒子さんが待っていた。
汲んできた回復の水で、切り取ってきた脚を妹の時と同じようにしてかけた。
完全ではないが、脚はくっつき、動かすことができるようになった。
そして、、、
右腕も同様にやってみた。
しかし、水をかけて変化のあったのは、切り落として持ってきた腕だけで、切った部分が新しい皮膚で覆い尽くして塞がった。
駒子さん曰く、おそらく塞がった状態では、回復することはできないのだろう。
とのこと。
ならば…。
俺は、取り引きである、腕と脚の再生ができなかった場合、メモリートリーを駒子に譲渡するという約束を果たそうと思う。
彼女は、俺たちのために、命をかけてくれた。
かなり危険な賭けであったはずだ。
妹は、怒るだろうけど、今も一階で治療をしているはずだから、上手くやれば一階の冒険者からトリーを手に入れられるはずだ。
そして、俺は、、、
>メモリートリーを譲渡した
>駒子の腕を再度くっつかないか試した
>小さくなった
>…
はい。
どうも皆さん、お羽よ〜ございます( ̄▽ ̄)
このお話は、一人一人の行動が、後々の冒険者に良くも悪くも影響を与えるというのを目的としている一羽です。
一階エリアは、いわば人形エリアですね。
彼らの腕とか、、、最早人形のように、切っても縫い合わせているみたいになっていますね…
これは、どーゆー意味を指しているのか?
はたまた、全く関係ないのか?
他人の、見ず知らずで、尚且つ死体の身体のパーツが自分とくっつくことって、どうなのでしょうかね?
そんなことを考える余裕もないから、まだある意味ではマシなのかもですね。
因みにですが、
湖でキチンと他人の部位をくっつけようとしていたとすれば、身体に合わせて変化を起こしてくれます。
つまり、自分の身体にフィットするようにナオソウとしてくれるのです。
しかし、傷口に合わせて水をかけ、くっつけた場合は、あくまでも他人の部位がくっついているような状態に近いです。
使えるけど、身体とフィットしていない。に近いと思ってもらえたら幸いです^ - ^
